1960年代初めまで、死を待つ人々の≪死の家≫が並んでいた道。
- 3.5
- 旅行時期:2016/02(約10年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
シンガポール クチコミ:452件
チャイナタウンにあるSAGO LANE(硕莪巷、サゴ・レーン)の別名はSTREET OF THE DEAD(死人街)。
1960年代初めまで、ここには死を迎えようとしている貧しい人々が収容された≪死の家≫や葬儀屋が並んでいたことからその名が付けられました。
その歴史は、チャイナタウンにある≪チャイナタウン・ヘリテージ・センター(牛車水原貌館)≫の歴史展示でも紹介されているので、見てみるといいですよ。
今の賑やかなチャイナタウンの様子からはちょっと想像できない歴史が垣間見られます。
また、『ヤコペッティの世界残酷物語』という映画の中にも≪死の家≫は登場しています。
場所は、新加坡佛牙寺龍牙院正面に向かって左側の道ですが、サゴ・レーンの≪死の家≫は1961年には非合法になり無くなりました。
今では名前が標識になって残るのみ。
寺院建物と、今では駐車場になった間の通路になっていて面影はありません。
●注: 新加坡佛牙寺龍牙院正面に向かって右側にはサゴ・ストリートと言う道があって、サゴ・レーンと間違えられることがあるようです。
サゴ・ストリートの方はサゴヤシの加工場が多数あったことから名付けられた道で、こちらには≪死の家≫はなかったそうです。
サゴ・ストリートには、今では飲食店やお土産屋さんが並んでいます。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 景観:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2016/02/22
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