戦後、貧困層のために設置された無料診療所の一つ
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- 旅行時期:2016/02(約10年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
シンガポール クチコミ:452件
テロック・アイヤーにある旧中華医院は、1952年に設置された貧困層のための中国医学無料診療所。
運営資金は、華人の会館(地縁・血縁別に結成された相互扶助などを目的とする団体)によって賄われ、人種に関係無く誰でも治療が受けられたのだそう。
このテロック・アイヤーの旧中華医院以外にも、セラングーン、ゲイラン、トア・パヨなどにも次々に支部が建てられたそうです。
現在、テロック・アイヤーの旧中華医院は改装され、My Awesome Cafe (真棒堂)というカフェに生まれ変わっていて、白い外壁に黒々と残された中医専門学校や中華医院などの文字が目を引きます。
現在は無料診療所ではなくなっていますが、中華医院は今もシンガポール各地に5ヶ所あります。
そのうちの一つは、今はプラナカン建築の見所になっているカトン地区のジョー・チアット・ロードとクン・セン・ロードの角にあるので、見たことがある方は多いかも。
二枚目の画像の黄色い建物がそう。
詳細は次の中華医院のサイトで見てみるといいですよ。
以前の無料診療所だったときの歴史、現在の医院の紹介も出ています。
http://www.chunghwamedicalinstitution.com/ (英語版、中国語簡体字版)
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/02/15
いいね!:3票
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