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イスタンブ−ル:「ローマの城」という意味のルメリ・ヒサル要塞

  • 3.5
  • 旅行時期:1975/01(約51年前)
jijidarumaさん

by jijidarumaさん(男性)

イスタンブール クチコミ:1件

1974年12月28日〜1975年1月6日 
≪年末年始:ギリシャ(アテネとその近郊)・トルコ(イスタンブ−ル)の旅≫

1975年1月2日:

新年を迎え欧亜の境にあるBosphorusボスポラス海峡を船で巡った。
ヨーロッパ側の旧市街のMarmara Seaマルマラ海に近い船着場から船に乗り、Black Sea黒海の入口近辺まで航海した。
ボスポラス海峡に面したオルタキョイ桟橋広場にある“ボスフォラスの真珠”と称されるOrtakoey Mosqueオルタキョイ・モスク(1853年)やDolmabahce Palaceドルマバフチェ宮殿(1856年)・・・ドルマバフチェとは「埋め立てられた庭」と言う意味で、ヨーロッパから取り入れたバロック様式と伝統のオスマン様式を折衷した豪華な宮殿である。・・・、豪華な建物が続く街並みを見ながら船は進んだ。

船を下りたのはRumel Hisarルメリ・ヒサル要塞でした。要塞見学後、ここからバスでホテルに戻った。

ルメリ・ヒサル要塞(1452年)はオスマン帝国のメフメト2世がコンスタンティノープル(現在のイスタンブ−ル)郊外に造営したもので、「ローマの城」という意味である。
東ローマ帝国の首都であったコンスタンティノープル攻略の拠点とする為、4ヶ月の短期間に完成させたと云う。ボスフォラス海峡の最狭部(幅660mほど)のヨーロッパ・サイドに位置する場所に城塞を建てたものだ。
当時のコンスタンティノープルはマルマラ海と金角湾にはさまれた半島の一帯に中心部(現在の旧市街)があり、海と古代ローマ帝国以来の堅固な城壁に守られた難攻不落の城塞都市となっていたそうだ。良港であった金角湾の入り口には東ローマ帝国によって鉄製の太い鎖が張られ、オスマン艦隊の進入を阻止していたが、メフメト2世は艦隊を陸上から丘越えで金角湾に移動させるという奇策に出てコンスタンティノープルを陥落させた。

31千?の広大なルメリ・ヒサル要塞には3つの大きな塔が立ち、13の小さな見張り塔がある。それらは城壁で連結され、最も大きな北の塔は高さ28m、直径23m、幅7mの厚い壁を持つという。ボスフォラス海峡に面した要塞は高々とした塔、長々とした城壁が今も残り、海峡を睥睨している。

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
家族旅行
観光の所要時間:
半日
アクセス:
3.0
コストパフォーマンス:
3.5
人混みの少なさ:
4.0
展示内容:
3.5

クチコミ投稿日:2016/02/03

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