フランスに現存する最大・最古の木造教会
- 4.5
- 旅行時期:2015/06(約11年前)
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by sanaboさん(女性)
オンフルール クチコミ:7件
1453年に百年戦争が終わりノルマンディー各地で復興が始まりましたが、建築家や石材は優先的にカーンやルーアンなどの主要都市に送られました。
そのため、破壊された町の教会を自らの手で再建しようと立ち上がったのが、地元オンフルールの漁師や船大工たちでした。
造船の技術を利用し、木造の教会とその向かい側に鐘楼が建てられました。
鐘楼を教会の上に建てなかったのは、木造のため火災に備えてという理由と、教会の構造に重量の負担をかけないためだったらしいです。
教会は身廊が二つ並ぶような形をしていますが、初めに北側の部分と鐘楼が1468年に建てられました。
その後人口の増加に伴いより大きな教会が必要になり、1496年に南側部分が増築されました。
船底をひっくり返したような造りの天井は必見です。
鐘楼内部は現在美術館になっており、宗教関連の品々が展示されているそうです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 旧港の西側、徒歩ですぐの距離
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 特に問題なし。
- 展示内容:
- 4.5
- 船大工により造られた教会の天井は、船底をひっくり返したような造りです。
クチコミ投稿日:2015/12/17
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