イスラムとカトリックが融合した礼拝堂
- 4.5
- 旅行時期:2015/07(約10年前)
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by ウェンディさん(女性)
コルドバ クチコミ:16件
コルドバの白い街・ユダヤ人街。
聖バルトロメ礼拝堂は、その白い街の一角にひっそりと建っている。
まだメスキータがイスラムの礼拝施設として利用されていた頃、コルドバの町の中にはイスラム教徒、ユダヤ人教徒、キリスト教徒…様々な宗教を信仰する人達が共に暮らしていた。
しかし、スペイン人によるレコンキスタ(再奪還・再征服と様々な訳があるが、要はその土地を前の支配者から力づくで取り上げた)後に、白い街を作ったユダヤ教徒はカトリック教徒によりコルドバから追放され、白い街には多数のカトリック教徒と少数のイスラム教徒が住むようになった。
そんな彼らが力を合わせて作り上げたのが、聖バルトロメ礼拝堂。
礼拝堂の内部にはイスラム様式の美しいタイル装飾とカトリックの文様が飾られ、二つの宗教形式が融合した礼拝堂が作られた。
昔は礼拝堂の上部にはフレスコ画が描かれていた様だが、現在は一部を除き、フレスコ画は剥がれ落ちてしまっている。
「歩き方」には載ってはいないがが、シナゴーグの直ぐ傍(シナゴーグの通りから脇道に入ってすぐ)なので、コルドバを歩く時には是非立ち寄ってみて欲しい。
ただし、拝観時間には注意して。10:30~13:30、17:30~18::30と限られている。
礼拝堂に入るには2ユーロの寄付金が必要だが、イスラムとカトリックが融合したムデハル様式の礼拝堂は見る価値がある。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- メインの路地から1本入るので少しわかりにくい場所だが、探してみて♪
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 2ユーロ/大人。 開館時間が短いので注意!
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 殆ど見学者はいません
- 展示内容:
- 5.0
- ムデハル様式の礼拝堂
クチコミ投稿日:2015/09/01
いいね!:7票
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