サンタ・ジュスタのエレベーター
- 3.0
- 旅行時期:2014/06(約10年前)
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by ミルさん(男性)
リスボン クチコミ:12件
リスボンは7つの丘の街と言われる程、坂の多い街です。行程差をカバーするため、ケーブルカーやトラム、エレベーターをよく目にします。バイシャ地区とバイロ・アルト地区とを結んでいるのがこの年代モノのエレベーターです。ポルトガル人の建築家で、エッフェルの弟子としてフランスで建築学を学んだラウル・メスニエル・デ・ポンサルドによる設計で、作られたのはなんと1902年という骨董品です。因みに、稼働中の日本最古のエレベーターは京都市にある東華菜館のエレベーターで1924年に米国で製造されたものです。日本の明治35年、しかも屋外に既にこれがあったことは驚愕です。完成当時は蒸気で動いていたそうです。現在は国の国定記念物に指定されているそうです。この建築家はエレベーターの他にケーブルカーも設計しています。鉄骨製のネオ・ゴシック様式のエレベータの塔の高さは45m。一番上には展望台もあり、リスボン旧市街が一望できます。移動用というより、エレベーターそのものが観光目的ということでしょうか、エレベータの料金は5ユーロと結構高いです。一番上の展望台にはカフェもあります。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- スリル:
- 3.0
- 施設の快適度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2015/01/10
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