前門大街正面に復元された正陽橋の牌坊
- 5.0
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by こまちゃんさん(男性)
北京 クチコミ:79件
前門大街にて、天安門の方向に建っている楼閣が箭楼で、そこから北側が当時の城廓内になり、庶民は、その南手にある「正陽橋」より城廓の外側で生活していました。その生活エリアへのゲートとして建っていたのが、正陽橋に立てられた牌坊。
1995年頃までは、前門大街は普通の生活道路でした。
市場が有り食堂が建ち並び、北京ダックで有名な全聚徳の創業店がここに有りました。
北京市は、この大通りを歩行者天国に作り替える為、周辺の住民を退去させ、2004年から2008年にかけて今の形に仕上げました。2008年8月からオリンピックだったので、それに間に合わせるのに必死でしたが、ちんちん電車が間に合わなかったようで、動かせたのは2009年年頭でした。
元々の趣きは皆無でしたが、全聚徳だけは、道路面に立派な玄関が立てられて、以前よりもゴージャスに生まれ変わっていました。
前門大街の西側には以前の生活区が残されていますが、東面の多くは取り壊しが行われ、その殆どがテーマパーク化してしまいました。
テーマパークのような歩行者天国の代表としてそびえ立つのが、復元された今の正陽橋牌坊と言えるのかもしれません。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 1.0
クチコミ投稿日:2014/12/10
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