バロック様式の宮殿とルートヴィヒスブルグ磁器をじっくりお楽しみください
- 5.0
- 旅行時期:2007/04(約19年前)
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by jijidarumaさん(男性)
シュツットガルト クチコミ:3件
“ドイツ 南西部・黒い森とボーデン湖・シュヴァーベン地方の旅”
黒い森・バーデンワイン街道・高−上ライン川とボーデン湖・
シュヴェービッシュ-アルプ地方・オーデンの森:
期間 : 2007年4月19日(木)〜5月3日(木)15日間の旅
4.29(日) 快晴 26℃ 雨が降らないので問題化、 200km
Ludwigsburg ルートヴィヒスブルグ にはドイツ最大のバロック様式の宮殿があり、この町の豪華なシンボルになっている。
とかく、近くの州都Stuttgartばかりが日本では知られているが、近年この町も知られるようになり、日本人観光も来るようなったと言う。日本語のパンフレットも用意されていて、ありがたい。
但し、案内はドイツ語、英語が中心で折から来ていた日本人の年配の男性、中年のご夫婦は英語グループにはいった。私共はドイツ語のグループに入る。やはり、こちらはドイツ人相手なので、手をぬかないので説明も丁寧できちんとせざるをえないようだ。
今日はじっくり城見物である。切符売り場にはバロックの宮殿だけあって、案内のオバサマが当時の貴婦人のコスチュームを着てにこやかにお出迎えです。家内とのツーショットを撮らせてもらった。
XXX(以下は抜粋)
?王宮Residenz Schloss:ガイド2時間、12Euro
城の博物館観光はまず、大変見るところが多い王宮Residenz Schloss からスタートする。若いが説明の上手い女性ガイドさんが120分もの長い案内を務める。“シュヴァーベンのベルサイユ”とも称される夏の離宮は1704-33にかけて、StuttgartのHerzog Eberhard Ludwigヴュルテンブルグ大公が建てたものであり、18の建物、452の部屋があると言う。既に300年の歴史をもつ宮殿は規模からすると、ベルサイユ宮殿をはるかに超えると云う。
?モード博物館Modemuseum:
モード博物館も見る価値がある。暗い照明は展示している衣服の劣化を防ぐ為か、ともかく暗いので目を凝らしてコスチュームの展示品を見ていく。18世紀から20世紀の終わりまでの貴族階級(男女、子供)のエレガントな衣服が見られる。
?バロック絵画博物館Barockgalerie:
規模も小さい。ヨーロッパのバロック画家たちの作品が展示されている。17〜8世紀のドイツ、イタリアの作家が主体となっていた。
?陶磁器博物館Keramikmuseum:
ルートヴィヒスブルグ磁器を中心にマイセンなど、高級陶磁器が展示されている。500年前から現代の陶磁器まで幅広い収集である。最初の部屋は1950年から現代まで、この辺はあまり興味がわかない。二つめは陶器から19世紀頃のファヤンス焼き(仏、マジョリカ焼きの一種)などの歴史的な変遷を展示してある。そして、主要なヨーロッパの陶磁器の作品・マイセン、ニンフェンブルグ、ヴィーン、ベルリンなどの主要釜とルートヴィヒスブルグがみられる。様々な皿、コーヒー・紅茶用の容器、人形、花瓶を見て回るのは実に楽しい。展示品の中でも卓越した、大きな花瓶は主任絵付け師Riedelリーデルが創作(1760-65)したもので、ルートヴィヒスブルグ磁器特有の様式はロココの気品と華やかさを併せ持ち、第一級の絵付けとして今も伝承されている。
1758年、ヴュルテンベルグ大公国のカール・オイゲン公が設立・発展させた、Ludwigsburg ルートヴィヒスブルグ磁器は王冠にCとCを組み合わせたブランドマークで知られている。今でもルードヴィヒスブルグ磁器工房の絵付け室が一角にあり、常に高品質・少量生産を守って生産されている。ヨーロッパにおけるハンドメイドの磁器窯の中で最高峰の一つとされている。
?オイゲン公爵の館Carl Eugen Appartement:
こちらは規模が小さく、見る部屋も少なかった。前述したヴュルテンベルグ大公国のカール・オイゲン公の住居であったものの一部を展示している。ロココ風の装飾、豪華な家具が印象的である。
(宮殿以外の博物館見物は一括で12Euro。)
?尚、Gartenschau Bluehendes (花盛り、豪華なの意)Barock ブリューエンデス・バロック庭園ショーが開催されている期間(4/27〜29)で、宮殿の窓から眺めてみると、庭園は来場者で一杯である。8日前の4/21に入園しておいて良かったようだ。
(途中Cafe Schlosswache(城の番人)で30分のお茶をしたが、この町の滞在は5時間半になった!!)
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/11/09
いいね!:3票
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