ショッピングという名の戦いなのだよ
- 4.0
- 旅行時期:2014/09(約11年前)
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by えびちりさん(女性)
フィレンツェ クチコミ:9件
友人の強い希望もあり、フィレンツェ市内観光もそこそこにまず出かけたこのTHE MALL。
行き方やショップ一覧などは、日本語ホームページがあるので誰でも調べられる。
(メール問い合わせも日本語でOK。)
http://www.themall.it/jp/outlet-italy/visit-the-mall.html
バスの時刻表や、休業日などもここから調べられる。
なおパスポートは免税手続きに絶対に必要なので、忘れないように注意。
☆行き方☆
25ユーロほど出せば専用のシャトルバスでホテルから連れて行ってもらえる他、到着時に日本語でガイダンスを受けられるそうだが、貧乏人にそんな選択肢はない。
ということで、普通に公共バスを使用した。
ちなみに電車でも行けるが、最寄り駅からThe MALLまではタクシーに乗らなければならないため、公共バスが最も安く、且つ楽であるといえる。往復で12ユーロ。
午前中から行った方がいいと聞き、朝8時50分のバスに乗ることに。
朝一は従業員も乗るため混雑すると聞き、確実に乗るため8時にサンタマリアノヴェッラ駅近くのバスターミナルに到着。
誰もいねぇ・・・さすがに早すぎた\(^o^)/
ちなみに、バスチケットはこのバスターミナルか、もしくはサンタマリアノヴェッラ駅内のチケットカウンターで買える。往復分買っておくと楽。時間や座席の指定はできない。
8時20分くらいになると、10番乗り場にぼちぼち人が並び始めた。
バス乗り場の電光掲示板にはまだ行き先の案内が表示されてなかったけど、ここ最近モール行きバスはいつも10番乗り場から発車するそうだ。
8時50分の始発バスは2本でるので、8時30分くらいに並び始めるので十分なもよう(ただしセール期間を除く)
乗る前か、乗った後の車内でチケットに刻印するのをお忘れなく。
☆ザ・モール内での動き方について☆
公共バスに揺られること約50分、まず見えてくるのはプラダ、そしてグッチの建物。
他のブティックはもう少し奥まった所にまとまっている。
着いたら、まずプラダ前で開店待ちするのがお勧め。
なぜなら、プラダが一番混むから。
特にレジ待ちが酷く(免税書類を作成するため時間がかかる)、帰りのバスに乗り遅れないためにも、さっさとプラダでの会計まで先に済ましておきたいところ。
ちなみに、開店待ちでは皆列を作らないし、順番を守らない。
中国人や韓国人が開店と同時に我先に飛び込んでくるので、潰されないように注意。
☆接客態度☆
プラダ以外は良好。プラダは最悪に無愛想。
開店直後の入店で、わたしを押しのけて入ろうとした中国人を怒鳴りつける店員・・・こわすぎる(;・Д・)
その他にも、
わたし「この商品、他の色もあるの?」
店員「しらね」
しらねじゃねーよ\(^o^)/みたいなこともあった。
購買意欲も音速で失せるというもの。
やはりプラダでの買い物は長居したくないので、さっさと朝のうちに済ませておきたい。
一方、グッチでの接客は非常に親切なもので、その落差に頭がついていけなかった・・・
☆お買い得感☆
わたしはあまりブランドに詳しくないが、マニアな友人が「安い!めっちゃ安い!」を連呼してたので、たぶんとてもお買い得なのだろう。
わたしの戦利品は
グッチのバッグ5万9千円
プラダの財布2万9千円
(価格は免税後のもの。1ユーロ=142円で計算)
確かに日本でグッチの鞄といえば10万円超えが普通なようなので、とても安いといえるだろう。
買わなかったが、COACHの財布はのきなみ80〜90ユーロで叩き売りされてた。
あまりに安すぎて購買意欲が沸いてこないのか、COACHの店内はがら空きだったけど・・・
☆免税手続き☆
バス停近くの小屋みたいな小さな建物でできる。ここで免税してしまえば、空港で長蛇の免税カウンターに並ばずに済む。さらに、その場で現金で還付してもらえる。
中国語を話せるスタッフはいたが、日本語は対応していないもよう。
ただ、日本語の説明書きがあるので、英語が分からなくても問題ないだろう。
大まかな流れは、
?免税書類を見せる
?クレジットカードを出す(理由は下に記す通り)
?空港での免税手続きについて説明を受ける
?還付金を現金で受け取る(ユーロ、日本円どちらかから選択)
クレジットカードを提示する理由は、免税書類が期限内に郵送されなかった時のペナルティを請求するためだ。
ザ・モールで還付金を受け取った場合、空港の税関でスタンプを押してもらった後、その書類を同じく空港内のグローバルブルー(免税手続きサービス会社)のカウンターに提出しなければならない。これを忘れると、還付金+手数料がクレジットカードに請求され、せっかくの免税がパァになってしまうというわけだ。
ちなみに、ザ・モールでは「税関及びグローバルブルーのカウンターに言って手続きした後、カウンター近くのポストに書類を投函するように」と説明されるが、実際にローマの空港でグローバルブルーカウンターに行ったところ、列整理をしていたスタッフに「もう手続きする必要はないから、私がこの書類を預かります」と言われて、列に並ぶこともなく終了した。
☆所要時間☆
朝8時50分のバスに乗り、休みなく買い物し、免税手続きを済ませ、14時30分のバスでフィレンツェ市内へと帰った。お昼を食べる暇はなし。
朝は一番に到着し、混まないうちにさっさと免税手続きまで済ませるのが時間短縮のコツ。それでも、全部済ませてフィレンツェ市内へ帰るのは夕方近くにはなりそうなので、時間に余裕を見ておきたい。
ゆっくり買い物したい人は、思い切って一日費やした方がいいかもしれない。
☆総括☆
お得だ。確かにお得だが、その分ショッピングというよりは戦争であったといった方が正しい。
迫り来る中国人の群れ、戦いなれた韓国人女性たち、プラダの劣悪接客、伸び続ける行列、免税手続きという名の尋問大会・・・
一度行けばぐったり疲れること間違いなし。
前日はよく寝て、体力を温存しておきたい。
体力、精神力共にごっそり持っていかれるが、それに耐えた者のみが戦利品を手にすることができるのだ。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 5.0
- SMN駅近くのバスロータリーから50分バスに乗るだけ
- お買い得度:
- 5.0
- とてもとてもとてもお買い得
- サービス:
- 3.0
- プラダの店員以外は概ね親切。プラダ以外はね。
- 品揃え:
- 4.0
- ブランドに関する知識皆無なので、豊富に見えた。
クチコミ投稿日:2014/11/02
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