水上集落の島、漁業で栄えている中華系の方が暮らすのほほ~んとした村 ~カニ島(正式名称:Ketam Island)~
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- 旅行時期:2012/03(約14年前)
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by ムロろ~んさん(男性)
その他の観光地 クチコミ:1件
現地の旅行会社であるウェンディーツアーに手配を頼み、「カニ島日帰り観光ツアー」に参加していきました。
KLセントラルからKTMコミューターに乗って、終点のクラン港まで行き、そこから高速船に乗って30分程度でケタム島に行きました。
別名カニ島と呼ばれていますが、カニや魚の養殖が盛んで、香港の市場に売り出すのだそうです。
ケタム島の人口は5000人くらいですが、昔は2万人ほど住んでいたらしいです。過疎化の問題がこの島にもあるようで、若い人は義務教育を終えるとこの島を出て行く人が多いとのこと。日本だけではないようです。
島の95%の方が中国系のマレー人のようで島の方とのやり取りは福建語が多いようでした(ガイドさんの説明による)。残りの方はマレー系ですが、警察官やお医者さん、学校の先生とのことでした。
もちろん島にもイスラム教寺院はありますが、島には中国人が95%住んでいるので、お参りにくるのはお巡りさんや学校の先生といった外部からの人だけのようです。
その95%の中国人がお金を集めて建立した道教寺院があります。
今から200年位前に福建省から来た人がこの島に住み着きました。そして次第に街ができあがり、島民の生活が向上していくと、島の人たちはいつでも祈れる場が欲しいとのことでお金を集めて道教寺院を立てたのだそうです。
普段は僧侶の方はいないそうですが、特別な儀式をする場合はクランの港辺りにいらっしゃる僧侶に来て頂き、行うのだそうです。
ちなみに島は平和なので事件が起きないようです。
カラフルな家々が並ぶそんなのほほ~んとした島を旅されてみてはいかがでしょうか。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2014/11/01
いいね!:9票
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