サンクトペテルブルグ観光交通事情 其の四:ポーランド⇒バルト3国⇒サンクトペテルブルグ⇒ヘルシンキ観光
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- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by Tourist Sinさん(非公開)
サンクトペテルブルク クチコミ:4件
1.2014年5月6日から約1ヶ月間、ポーランドの南方クラクフに入りそこから北に向かいトルン⇒ワルシャワ⇒カウナス⇒ヴィリニュス⇒シャウレイ経由リガ⇒タリン⇒サンクトペテルブルグ⇒ヘルシンキと個人旅行をしました。ヘルシンキ経由南ルートでバルト3国を周遊する旅行記の方が多いようですが南から北に向かうルートで計画をされるかた是非参考にしてください。途中観光地へのアクセス情報も入れます。
2.昨年の旅行(ブルガリア、ルーマニア、セルビア、マケドニア等)と比較して、皆様方から事前情報/アドバイスを多数頂いたので大きなトラブルはありませんでしたが、リトアニアのシャウレイ十字架の丘の早駆け観光、サンクトペテルブルグ観光等個々には結構現地で経験して初めて分かった情報もありました。
3.列車、バスで朝出発日中移動をしました。9回に分けて投稿いたします。初めての場所でうろうろ戸惑う状況をお楽しみください。
サンクトペテルブルグ編 其の四:
1.サンクトペテルブルグ観光の感想;
(1)ポーランド、バルト3国の主な都市は3~4泊で、時間的には余裕で観光ができました。1日は買い物、ぶらぶら街並み散策ができました。ところがサンクトペテルブルグの5泊は非常に忙しかったです。とにかく全てにおいて規模が大きく、観光エリアが拡がっていたのです。結果的に美術館、博物館等時間的に見学出来なかったところが沢山ありました。ここの観光には最低1週間は必要だったのでしょうね。
(2)私の場合観光出来る時間は実質4日半で、大物3つ(エルミタージュ美術館、エカテリーナ宮殿、ペテルゴーフ)を朝から見学すると、町に戻るのは午後の4時頃になりました。この時間帯から見学出来る施設は教会、聖堂等限られており効率が悪かったのです。加えて3日間はかなりの雨で行動力が相当殺がれました。因みに宿泊はホテルモスクワで地下鉄駅に隣接しており立地条件は抜群だったのですが・・・・。どのように行動したか以下の通りです、これからサンクトペテルブルグを個人で観光される方参考にして頂ければ幸いです。夜の10時近くまで明るかったですが7~8時頃にはホテルにもどりました。
5月28日(水)到着初日;
午後4時過ぎにホテルに到着、雨の中を夕方から行動開始。地下鉄に乗り先ずカザン聖堂を見学、その後血の上の救世主教会を見学(但し閉館で中は観れず)。ネフスキー大通りを1駅分歩き町の様子を散策し、1日目はこれで終わってしまいました。
5月29日(木)2日目;
朝からエルミタージュ美術館見学(詳細は其の一参照)4時過ぎに外に出て、近くのイサク聖堂、デカプリスト広場等を見学。ネフスキー大通りを歩いて戻り、昨日建物の中を見学出来なかった血の上の救世主教会を見学。再びネフスキー大通りに戻り大通り沿いの建物を見ながら又1駅歩く。途中ゴスチーヌイ・ドヴォールの店、アレキサンドリスキー劇場等を覗きながら・・。
5月30日(金)3日目;
朝8時過ぎに行動開始。ホテル近くのアレキサンドル・ネフスキー大修道院を見学、その後地下鉄でゴスチーヌイ・ドヴォールへ。そして色々あってエカテリーナ宮殿を見学し(詳細は其の二を参照)、4時過ぎに町に戻る。それから夕方でも開館しているスモールヌイ聖堂を見学。ここには歩くには遠すぎたので(多分4~5kmあるのでは?)ゴスチーヌイ・ドヴォールからバスで行ったがとにかくどのバスに乗ったら行けるのか分からず苦労した。ガイドブックの写真を示し、親切なロシアのおばさんに教えてもらった。見学後ネフスキー大通りにバスで戻り、3日目の観光は終了。
5月31日(土)4日目;
この日はサンクトペテルブルグに着いてから初めての晴れの日。雨が降った日は寒いが(8~12度)、晴れて日が差すと暑くなる(20~25度)。北国では服装に難儀した。朝8時半過ぎに出発、地下鉄でゴスチーヌイ・ドヴォールまで行きそこからペテロパヴロフスク要塞を目指して歩く。途中民族博物館、ピョートル大帝像、ミハイロフ城、マルスの原、夏の庭園等を見ながらトロッキー橋を渡り10時にペテロパヴロフスク要塞に。要塞の中の博物館等は大体10時開館、3時間かけて要塞内の施設を全て見学。西門を出て証券取引所橋を渡りヴァシリエフスキー島に向かう。ここではクンストカメラ(民族博物館:大変興味深い)、メンシコフ宮殿(大物2つの宮殿を見学した後なのでフーンと云う感じ)を見学。4時頃には宮殿橋を渡り宮殿広場に。周辺をブラブラしながらネフスキー大通りに、今日は早めの夕食をとり腹ごなしにホテルまで4~5km歩く。10km以上歩いたかな?
6月1日(日)5日目最終日;
気が変わって急きょペテロゴーフに行く事とした。まだ博物館、宮殿等見学していない所が沢山あったが、大物2つを観た後ではそれほど感動しないだろうと勝手に判断。ペテロゴーフ、夏の宮殿等見学詳細は其の三を参照。2時過ぎには再びネフスキー大通りに戻る。
この後ロシア美術館の分館となっているミハイロフ城を見学、夕方に夏の庭園の中に入る。びっくりした、整備されたきれいな庭園だったがなんと無料で開放されているではないか。サンクトペテルブルグは各施設ほとんど全て有料であり、しかも最新版「地球の歩き方」に記載の料金より更に高くなっている。(メンシコフ宮殿60⇒300ルーブル、ミハイロフ城150⇒300ルーブル等)この庭園ロシア人家族等でいっぱいだったが、ゆっくりと庭園内を散策、なにかほっとすると同時に最後の最後でこの地での奇妙な充実感を味わった。
2.ロシアのビザ;
お粗末な事に、旅行出発2ヶ月前にロシア入国にはビザが必要な事を知る。あわてて航空券、サンクトペテルブルグホテルの手配を依頼した日本旅行にビザの取得を依頼する。大使館に自分で行けば個人でもビザ取得出来るが、ロシア側受け入れ先の情報(住所/名等;ロシア語なので良く分からぬがロシアの旅行会社?)が必要であり、かなりめんどくさそう。確か6000円かかったが、安心確実であり、1ヶ月強でビザをとってくれた。それと入国の時に入国カードを通関係官より列車内で渡されるが、小さな用紙で文字も小さく、又書き方も結構難しい。特に揺れるバスでの入国の場合。私の場合日本でWeb Siteで見本(説明文入り)を印刷しておいた。出国カードも同時に渡されるので出国時まで失くさないようにしてください。
3.サンクトペテルブルグ⇒ヘルシンキ列車移動;
インフォメーションセンターでバス、列車の両方の時刻表を入手しようとしたら、即座に列車(超特急アレグロ号)を推薦してきた。圧倒的に列車の方が早いと云う。私が乗ったのは11:25発⇒14:08着、その他に6:40、15:25、20:25発の便がある。非常に快適だった。但し料金はものすごく高い。4480ルーブル、約13,000円で日本の新幹線並みの価格でした。尚、ヘルシンキでは3泊しましたが、消費税分上乗せされているのかとにかく物価がものすごく高いとの印象でした。そこそこの観光で、ほうほうの体で逃げ出したと云う感じです。
これで今回の旅行の口コミ情報は終了です。特にサンクトペテルブルグ観光については詳細の報告をいたしました。色々な面でこの地の観光は苦労しましたが、さすがサンクトペテルブルグとの印象でした。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/07/03
いいね!:2票
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