昌慶宮に流れる明堂水(ミョンドス)
- 4.5
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by entetsuさん(男性)
ソウル クチコミ:553件
「昌慶宮」をウォーキングした際、見学しました。
韓国の王宮には必ず川があります。
これには、「風水」と関わりがあるといわれています。古宮や王陵は昔から風水地理学的によい場所に立てられていたこともあり、どこも気の溢れるスポッで、それぞれ古宮の「気」の流出を防ぐために川を作りました。
これは宮殿の内外を区分し、一般人の出入りを禁止するという意味だけでなく、風水的に「水が吉」と信じられていたため、この地のパワーである「地気」が逃げていかないようにするためだったそうです。
「玉川橋」は、花崗岩で造られた長さ9.9m、幅6.6mの石の橋。
王宮の中心にあたる建物である正殿に入っていくときは、風水に従い正殿の正門と王宮の正門の間に流れる明堂水(ミョンドス)を渡って入っていくように作られています。
「玉川橋」はまさにその明堂水の上にかけられた橋で、「昌慶宮」創建当時の1483年に造られたものと推定されています。
欄干の細工は、15世紀石像美術の卓越した技術をうかがわせます。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2014/04/19
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