モロッコの味の再現に挑戦!≪卵と肉団子のタジン鍋≫
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- 旅行時期:2013/01(約13年前)
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by ウェンディさん(女性)
マラケシュ クチコミ:18件
モロッコでの庶民の味といえば、タジン鍋。
昼食時や夕食時には街角やスークの道端からはスパイスを効かせたタジン鍋のいい香りが町中に漂ってくる。
私も、食堂やノマドのテントで色々な種類のタジン鍋を食べたが、お疲れ気味で食欲が少し落ちている時でも美味しく感じられたのがスーク・カフェ(Souk Kafe)で食べた≪卵と肉団子のタジン鍋≫。
帰国後にその味を再現したくてタジン鍋を購入し、タジン鍋のレシピを調べて何度もモロッコの味の再現に挑戦するが、なかなか記憶に残るあの味の再現は難しかった。
ネット上にレシピの情報はたくさんあるものの、日本人好みのマイルドな味付けにアレンジされているものが殆どで、想い出の中に残るスパイスがガツンと利いたモロッコの味にはなかなかならなかった。
でも、試行錯誤の結果、なんとかあのモロッコの味に近い≪卵と肉団子のタジン鍋≫を作ることができた。
【作り方】
1.すりおろし生姜、塩・胡椒・パプリカ・クミン・玉ねぎのみじん切りとひき肉を混ぜ合わせて一口サイズの肉団子を作る。
2.油を伸ばしたタジン鍋に1の肉団子を入れ、肉団子の周りの色が白っぽく変わり、団子の形が崩れなくなる状態まで炒める。
3.肉団子を一旦取り出し、鍋に油を足し、あらみじん切りの玉ねぎを透き通る飴色状になるまで炒め、完熟トマト(またはトマトの水煮)と2の肉団子を加えて、蓋をして弱火でじっくり煮込む。
水分が少ない場合は水を少し加えるが、加えすぎると味がぼけるので添加する水は最小量で。
タジン鍋の底が焦げやすいので木べら等でゆっくりと撹拌する。
4.トマトがマグマの様になるまで煮詰め、塩、胡椒、クミン(好みで)、パプリカ(好みで)、ケチャップで味を調えた後に、卵を1個ずつ、均等に3のタジン鍋に流し入れる。
5.蓋をして強火にし、10秒後には火を止めて熱々のタジン鍋をそのまま食卓へ。
☆作る時のポイント☆
・クミンの量
日本語で書いてあるレシピのクミンの量は、控えめなことが殆ど。
これでもか!と云う位あえて多めにクミンを使う方がモロッコで食べた味に近くなる。
・卵を割り入れるのは食卓に出す直前
このお料理のポイントは卵が半熟であること。
半熟の卵を溶いてトマト・肉団子に絡めながら食べるのが一番おいしいので、卵を入れるのは食べる直前。
【材料】3人分
ひき肉(牛または合挽き) 400g
玉ねぎ(みじん切り) 1個分
玉ねぎ(あらみじん切り) 1個分
生姜(すりおろし) 1片分
完熟トマト 大きめ2~3個(またはトマトの水煮缶 1缶)
卵 小玉5個
塩、胡椒 少々
クミン 小さじ3~小さじ6
パプリカ 小さじ3~小さじ6
ケチャップ 少々
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2014/03/29
いいね!:9票
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