日本の歴史も学べます
- 4.5
- 旅行時期:2014/01(約12年前)
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by T04さん(非公開)
台北 クチコミ:64件
中華民国(台湾)の歴史はなかなか難しいですね。満州人の支配する清国時代、漢民族による中華民国建国の中心になったのは国父と呼ばれる孫文になるでしょうが、共産党との内戦に敗れて現在の台湾を建国したのは蒋介石です。ともかく、その蒋介石を祈念する目的で建てられたのが「中正祈念堂」です。巨大な建物の4階には蒋介石の巨大な銅像がありますが、身動き一つしない衛兵が監視しています。1階には蒋介石の歴史や業績を学べる「蒋介石文物展示室」があります。蒋介石の活躍した時代の大半は日本統治時代に重なりますから、日本に関する史料の展示も大変に多いですし、解説は日本語でも表記してありますから、中華民国のみならず、日本の歴史の勉強にもなりました。また「ミュージアムショップ」には中華民国歴代の著名政治家の可愛い人形(李登輝など)が売られていて、この”国”の民主化を肌で感じられて嬉しく思いました。大陸から来たと思われる何組もの団体客がツアコンの説明を聞きながら足早に展示を見学して行きましたが、彼らは何を感じたのでしょうか…。ちょっと政治的発言が多くなってしまいました(笑)。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- 台北駅からタクシーで向いましたが、散歩がてら歩ける距離だと思います
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 週末だったこともあり、けっこう混んでましたが、見学に大きな支障はないと思います
- 展示内容:
- 5.0
- 1階の「蒋介石文物展示室」など、蒋介石総統と日本との関係や歴史を知っていれば、貴重な史料がいっぱいであることが分かります
クチコミ投稿日:2014/01/12
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