食品市場だけでなく、土曜には蚤の市も。
- 3.5
- 旅行時期:2013/05(約13年前)
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by Boa Viagemさん(非公開)
ウィーン クチコミ:80件
宮殿や博物館など有名観光名所訪問が一通り済んだ人向け。オマケ感覚で楽しみましょう!
Naschmarktとは「つまみ食い市場」。ちょこちょこ買ってその場で立ち食いするのも楽しみということ。
地元よりむしろトルコ、旧ユーゴ、中国韓国、アラブなどに起源を持つ人々の店舗が多いため、エキゾチックな食べ物に出会えます。スパイスなど典型的!
露天商ではなく、細い通路を挟んで常設の簡素な店舗が連なる長い通り状の市場です。でも訪れる人の通るのはアーケード街ではないので、夏は帽子、雨には傘、雪にはフードですよ!
Karlsplatzカールスプラッツ駅から歩いてくると金色のま~るい玉が乗っているセセッション分離派美術館が右に見えます。左手の緑のトルコ風呂の形の屋根の店から始まりはじまり~。
肉食の国では、かつては珍しかった海のナマ魚はここしかないくらいだったのに、今では寿司など日本食ブームでスーパーにも海魚が売られるようになって久しいです。寿司屋があります。
日本人が握っているのは唯一、道を隔てて左側にある「小次郎」。狭い寿司バー感覚ですが、日本人以外にも大人気で間口一間感覚の狭い店はいつも満々杯。
ほかにも韓国や中国系の経営でスシベントーなんて売っています。
住民が買い出しする野菜などは、奥に進むほど安めの値段になります。珍しい果物、多種のオリーブやザワークラウト(キャベツの甘酢漬け)樽、様々なチーズ、ナッツ等々が見られます。トルコやアラブの菓子やパンも目をひきます。レストランやカフェもあります。狭いながらも通路にテラス席が連なり、そのあたりで一休み。チーズをおつまみにワインを味わう人達も見かけます。
中ほどにある茶舗は、様々なお茶、フレーバーティー(マンゴーなど)、ハーブティーが人気で、ロンドンや東京価格より手頃で、わざわざWienで買っていく人も多いです。さらに奥に行くと香辛料やジャンクな某国製の吊るし服も売っています。
周りの建物はかなりの建築美を誇り、右側のマジョリカハウスなど観て行きましょう!
地下鉄一駅分を歩いて最後にKettenbrücke駅に至ります。土曜日にはそこで蚤の市が開かれています。地面に広げたガラクタ店だけではなく、よく見るときちんとテントやテーブルをおく常連屋台にはアウガーテンやヘレンド磁器の掘り出し物があったり、ボヘミアグラスを見かけます。
黒ずんだナイフ・フォークなどのカトラリーが転がっていて、よく見るとブランド銘柄刻印があり、後で洗って磨いたら、素晴らしい銀食器だったこともあります。目利きになりましょう!
値段交渉して7~8割にするのは当たり前。半額にできたら凄腕!?クリスタルガラスの繊細なものも数ユーロから数十ユーロまで。
場所は前もって当局に申請支払いしていますから、高値でしか売らない常連の収集品・骨董屋、近隣国からのガラクタ市感覚の売り手、それ以外に、引越しの際に出店する英語ペラペラの素人さんもいました。最近、(ワゴン車のNo.プレートからわかる)近隣国からガラクタに近いものや古着を運んで来て売る店も多くなったのですが....。
終わり近くの夕刻になると買い手も勝負時!?
「アイン・オイロー(1ユーロ)!」、「フュンフツィク・セント(0.50)!」と叫んでいる子どもがいます。投げ売りのお時間で~す!
露天店は片付けないと清掃局がブルドーザー的に全てをゴミにして持っていってしまうのでありました。
~~~おしまい。
では、良い旅を!= Gute Reise!
= Boa Viagem!
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 4.0
- 地下鉄U-1、2、4 のKarlplatzカールスプラッツから食品市場、土曜蚤の市はU-4のKattenbruckeケッテンブリュッケ駅から
クチコミ投稿日:2013/11/28
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