往年の姿を少し
- 4.0
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by 旅好者さん(男性)
アンタナナリボ クチコミ:19件
現在復旧工事中で入場できませんので、王城の正門から覗いてみます。
正面に3階建ての大きな建物マンジャカミアンダナ=女王の館とも云われる建物があります。この建物は19世紀にメリナ王国の王府として使われたものです。ラナヴァルナ?世時代の1839年〜41年にフランス人技師ジャン・ラボルド(Jean Laborde)が木造の宮殿を建築し、ラナヴァルナ?世時代の1869年にイギリス人宣教師兼技師のジェイムズ・キャメロン(James Cameron)が外側に石造りのフィレンツェ様式のファサードを完成させたものです。
女王の館の前にメイン・ゲートがあります。今、覗いているところが王城の正門ですから、第2ゲートの様に見えてしまいますが、この正門はずっと後年に設置されたものだそうです。そのメイン・ゲートの上部に大きな鷲のブロンズ像が乗っていますが、1840年にジャン・ラボルドがフランスから運ばせたものだそうです。
女王の館の左横にラスヘリナ女王の墓廟の赤屋根が見えます。この敷地の北東角が墓廟エリヤで、その奥側にあるラマダ1世王など全部で9つの墓廟があります。余談ですが、ラスヘリナ女王はほんの短期間の女王ですが、その墓廟は実績のあるラマダ1世王と同じくらいの大きなものです。この2つの墓廟の裏側に、残りの7つが連なったフィツミアンダラナ(Fitomiandalana)と呼ばれる墓廟があります。その中で1番古いのは、ここに初めて城を築き、アンタナナリヴを拓いたアンジアンジャカ王の墓廟です。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/09/30
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