再建工事中です。
- 4.0
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by リラクマさん(女性)
アンタナナリボ クチコミ:18件
この王城は1995年に火事によりそのほとんどを焼失しています。近年まで政治的背景を持った犯人による放火だとされていましたが、ここに来て、事故失火だと発表になっています。
この火災により、焼失を免れたのは石造りだった女王の館のファサード部分とメイン・ゲート、教会の石造り部分のみです。これほどの大火災となったのは、消火栓と消火ホースのサイズが合わなかったとか、丘上のため放水するほどの水圧がなかったとか、消火には致命的な状況ですから、ほぼ自然鎮火に任せるしかなかったのでしょう。
現在、修復工事が進められています。しかし、修理予算がなかなか確保出来ないので時間が掛かっている様です。2012年時点で修復が終わったのは、女王の館の石造りファザードと内側の木造の建物部分、礼拝堂の石造り部分、そして墓廟エリヤ(遺骨は焼失しています)だけです。(メイン・ゲートは元々損傷していません)従って、2012年時点ではまだ入場は出来ませんでした。
なお、焼失を免れて運び出された遺物は、ここから北へ150~160mくらい離れたところの博物館(旧首相官邸:但し、休館中)に収められています。歴史的、文化的価値のあるものとしては6、700点ほどあったとされていますが、そこに収容されたのは1、675点とされています。焼失を免れても相当数の遺産が略奪されたと思われています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/09/30
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