(台南)間口が狭く、小規模な寺院
- 3.0
- 旅行時期:2013/07(約13年前)
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by 熱帯魚さん(女性)
台南 クチコミ:35件
明の時代、1665年に、鷲峯(台南で一番高かったという小高い丘)の頂上に建てられた寺院。鄭成功が台湾まで持ってきたという武神玄上帝の香火が祀られていたため、非常に重視されていたそうです。玄天上帝は明朝と明鄭の守護神であったために、清朝に入ると、寺院はだんだんと重視されなくなり、嘉慶年間には寺院の後ろに、兵士や同郷出身者への宿泊施設「桐山営曹館」が建てられました。しかし、北極殿の前の上帝廟街の付近は当時の繁華街であったため、線香の火が途絶えることはなかったといいます。
その後、何度か修復工事が行われましたが、1911年市区改正計画により、道路の拡張工事が行われると、寺院の敷地の一部が取り壊されてしまいました。さらに、民国に入ってからは、1958年に修復工事、1964年に大通りの拡張工事のため、前殿が取り壊され、現在のような形となりました。
明の時代に、重視されていたとは思えないほど、時代を経て、かなり小規模の寺院となってしまっています。私が訪れたときはすでに夕方6時位だったためか、線香から煙は上がっていたものの、お参りに来る方は1名しかいませんでした。近くに天壇があるので、天壇とあわせて訪問するとよいかと思います。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 天壇の近く
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 見学無料
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/08/21
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