エトルリア人の謎に迫る!
- 5.0
- 旅行時期:2013/07(約11年前)
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by めておら☆さん(女性)
ローマ クチコミ:16件
世界遺産に登録されている"Necropoli(ネクロポリ)"というエトルリア時代の死者の都(墓地遺跡群)を見にチェルヴェテリとタルクィニアへ行ってきました。紀元前9世紀から1世紀の間に栄えたエトルリア文明は、古代イタリアで最も高度かつ洗練されている反面、その謎の多さでも有名、その謎に少しでも迫ってみたかったのです。どちらの街もローマからピサへ向かう鉄道の路線上にあるので、最寄り駅までは電車で簡単に行けるのですが、問題はそこからのアクセス。地元のバスを乗り継がなければならないので、下調べを十分に行う必要があります(旅行記を参考にして下さい→http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/roma/travelogue/10788011/)
とはいえ、どちらの街も頑張って行くだけの価値は十分あります。博物館には遺跡から発掘されたとは思えないくらい完璧な形で残された食器類や壺が展示されています。その技術の高さに、これが約3千年前のものなのかと目を疑う程です。そして墓地遺跡群も、チェルヴェテリは地上にポコポコと小さな古墳のように建てられ、内部を住居のように設えたものであるのに対し、タルクィニアは地下に作られ、その内壁には美しい壁画が描かれているのが特徴。ひと口に”墳墓”と言っても全く異なるものなので、それぞれに楽しめます。
古代ローマ文明のルーツともなった貴重なエトルリア人の遺産、見て損はありません。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/07/25
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