第三帝国(The Third Reich)に抵抗した人々を忘れない
- 4.0
- 旅行時期:2013/07(約11年前)
-
by しょうちゃんさん(男性)
ベルリン クチコミ:7件
ティアガルテン南側はベンドラー(Johann Christoph Bendoler, 都市計画家)ブロックと言われていた地区で, 戦前ドイツ陸軍最高司令部が置かれていた(現ドイツ連邦軍敷地)。
中庭に1944年7月20日東プロイセンのヴオルスシャンツ*注における会議で暗殺計画(オペレーション・ワルキューレ)を実行し,失敗したクラウス・フォン・シュタウフェンベルグ大佐をはじめ, 計画にかかわった約200人が逮捕され, 幾人か(オルブリヒト中将,へフテン中尉,ボック大将自決)は中庭(壁に銅板記念碑と花輪)で順番に銃殺され,埋められた。 反ナチスの聖地となることを恐れたゲシュタポは遺体を焼却・粉砕し,下水処理場に流した。中庭にリヒャルト・シャイべによる犠牲者の追悼碑(銅像),その前に献花台が有る
ヒトラー暗殺計画は,1933年3月3日(ケーニヒスベルグ), 1936年12月21日(ニュルンベルグ), 1938年10月(ミュンヘン),1939年11月8日(ミュンヘン), 1943年3月(スモレンスク), 1944年3月11日(オーバーザルツベルグ)等 42あったと言われている。、
建物内にワイマール共和国,共和国崩壊, National Socialismの台頭, 1939年までの労働者・プロテスタント・カトリック・芸術家や科学者・移民・保守系やリベラル派の抵抗,軍人の不服従・暗殺試み1939年11月ゲオルグ・エルサー・トレスコーによるクーデター計画,白バラ運動, Red Orchestra, 外国人レジスタンス(ユダヤ・クエーカー,捕虜,ロマ,社会主義者)が順番に展示。
推薦書:ペータ・ホフマン「ヒトラーとシュタウフェンベルク家」クリス・マグナム 「図表と地図で知るヒトラー政権下のドイツ」
アレクサンダー・シュタールベルグ「回想の第三帝国・下」
*注 :東部戦線司令部跡(1945年1月爆破)を訪れるツアー;ユーラシア社のツアー有。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- ポツダム駅からテアーガルテン通りにそって徒歩12分
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料 ただし少しの献金は必要では
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- ドイツ人向き(ドイツ語)と少しの英語表示(イアーホン有)
- 展示内容:
- 4.0
- ワイマール共和国から時代順にパネルで表示
クチコミ投稿日:2013/07/23
いいね!:15票