上海鉄路博物館で中国の鉄道の歴史に触れてみよう
- 4.0
- 旅行時期:2013/05(約13年前)
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by DragonEyeさん(男性)
上海 クチコミ:7件
旧上海北駅の駅舎を利用して作られた博物館です。上海鉄路局の敷地内に2004年にオープンされましたが、当初は団体しか見学できなかったようです。
日本の鉄道博物館に比べるとかなりスケールは小さいものの、写真や備品類で中国の鉄道の歴史がよくわかる展示になっています。
上海は中国で最初に鉄道が走った地であり、線路敷設や鉄橋架橋などの古い写真も展示されています。
また、いくつかのシミュレーターもあって、遊べるようにもなっています。
中には第二次大戦中での日本軍による攻撃の様子を繰り返して流し続けているコーナーもありますが、ここはさらりと流す方が無難でしょう。
数は少ないものの、屋外には実物の蒸気機関車や客車が展示されています。
正門を入ってすぐの所にあるのは1946年アメリカ製KD7-641蒸気機関車。1947年に当時の中華民国へ連合国から援助として送られたもの。
その奥には1920年アメリカ製SN26蒸気機関車。600mmという狭軌であり、前者のKD7-641が重量110.95トンであるのに対し、31.64トンと1/3しかない小型機関車です。
この博物館は地下鉄宝山路駅から徒歩5分という近さ。そして宝山路駅は上海駅から一つ目の駅です。
上海での時間つぶしにも最適です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 地下鉄3号線と4号線が停まる宝山路駅から徒歩5分。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 入場料10元
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 平日のためか、数人しか見学者はいませんでした。
- 展示内容:
- 3.5
- 蒸気機関車の実物展示があるので、鉄道ファンにはこたえられないでしょう。
クチコミ投稿日:2013/06/19
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