絶品 叫化童鶏
- 5.0
- 旅行時期:2013/05(約11年前)
-
by DragonEyeさん(男性)
蘇州 クチコミ:3件
蘇州の王四酒家。清の光緒13年(1887)創業という老舗であり、蘇州三大レストランのひとつに数えられます。
ここの名物は叫化童鶏という鶏の蒸し焼き。鳥を蓮の葉で包み、その上から泥を塗っておいて火に長時間かけたものです。
その昔、物乞いが鶏を手に入れたものの調理する手立てがなくて、こうして食べたとの言い伝えがあるらしく、別名では乞食鶏とも呼ばれます。
ウェイトレスが目の前で木槌を使って焼き上がった泥を割り、包んでいた葉っぱと紐をハサミで切って皿に取り出してくれます。泥は当然素焼き化していますが、破片は全く混入しませんでした。
以前に杭州で食べた時には昔ながらの作り方のものでしたが、ここの叫化童鶏はアルミホイルに包んでから葉っぱを巻いてあり、肉汁を逃がさない工夫のようです。
そのために肉にぱさつきがなく、味もよくしみていました。
杭州の物は香辛料が効いていましたが、王四酒家の叫化童鶏は薄味で誰にでも合うと思います。お好みでタレを付けていただきます。
叫化童鶏のほかに、蝦小籠包、スープ、炒飯を注文し、2人では食べきれないほどでした。
お勘定は全部で235元、ちょうど4000円ほどです。
お酒を飲まないので、三大レストランにしては安上がりでした。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- 一人当たり予算:
- 3,000円未満
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- 蘇州で一番賑やかな観前街に並行する太監弄。簡単に見つかります。
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 中国一般としては高いですが、相応の味。日本円で考えれば信じられないほど安い。
- サービス:
- 4.0
- ウェイトレスは料理の相談にも応じてくれます。
- 雰囲気:
- 4.0
- 良い方です。庶民の食堂とは一線を画していてくつろげます。
- 料理・味:
- 5.0
- 蘇州で一番との評判を裏切らない美味です。
クチコミ投稿日:2013/06/19
いいね!:0票