モロッコ国営鉄道 ONCF

鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

大きなスーツケースは車両の前後の荷物置き場に

4.0
旅行時期：2013/01（約13年前）

カサブランカクチコミ：7件

2012年12月、2013年1月の情報。

カサブランカ―マラケシュ（早朝発）、マラケシュ―カサブランカ（夕方発）の一等列車を利用。
片道：大人140DH。

早朝のカサブランカ駅は、切符を買いに行った朝5：00には多くの人が待合室にあふれていて、カサブランカ駅の切符売り場も、勿論開いていた。
乗車した列車はカサブランカ6:50発のマラケシュ行きの１等車両。
カサブランカでの乗車率は80％位、ところどころに空席もみられたが、カサブランカを出発して30分もしないうちに、ほぼ満席となった。

マラケシュ17：00発-カサブランカ行きは、マラケシュ出発の段階でほとんど100％に近い乗車率。マラケシュを夕方に発つ列車は、早めに切符を購入しておく方が良いかもしれない。（私は、前日に購入）
カサブランカには定刻よりも15分位遅れて到着。
駅の周りには客待ちのタクシーが沢山いて、さらにスーツケースを持った観光客で溢れていて、21：00近い時間でも安全性に問題は感じなかった。

カサブランカ―マラケシュ間の列車では、車内販売でコーヒー、カフェ・オ・レ（10DH）、メチャクチャ甘そうなパン、スナック菓子を購入可能。

1等車両の席に座っているのは明らかに観光客と見える人たちか、現地の裕福そうなビジスマンで、ローカルの人たちは、あまり見かけなかった。
たまにローカルな方が座っているなと思うと、検札時に車掌さんに「このチケットは、この車両ではない」と言われ、渋々本来の車両に戻っていた。

乗車中注意してほしいのは、荷物の取り扱い。
列車では、大きなスーツケース等の荷物は、車両の前後にある荷物置き場に置かなければならない。
大きなスーツケースは運ぶのも大変なので、まず盗まれることもないと思うが、持ち運びの容易なサイズの鞄は要注意。小さめの鞄であれば、頭上の棚に収納することもできる。

また、列車に乗り込む際のステップも一段一段がけっこう高く、大きいスーツケースだと小柄な女性では、列車に乗せるだけで一苦労となる。