博物館は宝の山。ガイドブックに紹介がない遺物の方が面白い。
- 5.0
- 旅行時期:2012/08(約13年前)
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by ウェンディさん(女性)
メキシコシティ クチコミ:16件
国立民族学博物館は、メキシコシティ観光の目玉の一つで、観光から外すことはできない場所。
博物館にはガイドブックに掲載されている遺物が沢山。
でも、私が興味を引かれたのは、その他の遺物たち。
テオティワカンから出土したケツァル・コアトル、鳥の神様、アステカの幾何学模様…のハンコ。傍に朱肉があれば、ぜひ押してみたくなる。
また、昔の絵本(絵巻物)も見ていて楽しい。儀式の様子が順を追って描いてあるが、順番を表す矢印の代わりに使われていたのは、なんと足跡のペタペタ模様。漫画チックだが、なんだかほほえましい。(ただ、実際に描いてある内容は生贄の儀式だったりもする)
有名な遺物で、すごいなと感じたのはコアトリクエの石像。アステカの女神だが、その顔は蛇の頭、そして切り落とした生贄の手首から作られたネックレスを嵌めている。この像の正面図はガイドブックにもよく紹介されているが、注目したいのは背中側。
腰のベルトのバックルは、切り落とした生贄の生首と、そこから滴り落ちる血液。なんとも凄惨な像だが、これぞアステカを表している気がする。
他にも素敵な物が沢山。
実際に足を運び、たっぷり時間をかけて、お気に入りを見つけて欲しい。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 半日
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/03/15
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