日本人移民の歴史の一端が知れる資料館
- 3.5
- 旅行時期:2013/02(約11年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ミンダナオ島 クチコミ:9件
フィリピン-日本歴史資料館は、ダバオ市の中心部から見ると西のカリナン(CALINAN)という町にあります。車だと約一時間。
カリナンの町に入ったら、画像の看板をお見逃しなく。PHIL-JAPAN HISTORICAL MUSEUMと書いてあります。
看板の出ている脇道に入って100mほど進むと、PHILIPPINE NIKKEI JIN KAI INTERNATIONAL SCHOOLという小学校と一緒の敷地にフィリピン-日本歴史資料館がありました。
私たちが行った時には、女性スタッフが応対に出てくれました。
見学はチケット制ではなく、寄付制。
出入り口脇のテーブルに寄付金箱と、ダバオ市の日本人移民に関する簡単な説明(日本語、英語)プリントが置いてありました。
その説明によると、日本人移民がアバカの生産のためにフィリピンにやって来たのは第二次世界大戦前。
この資料館のあるカリナンの町も日本文化の影響を強く受けたそうです。
資料館が造られたのは戦後になってからのこと。
●注: アバカは、バショウ科の植物で、マニラ麻の原料。
資料館には、日本人街があったころの説明入り手描き絵地図、写真、遺留品などがあり、当時の暮らしぶりやアバカ栽培についても知ることが出来ます。
ただ、写真撮影は入口付近の展示物だけに限られていたのが残念でした。
ダバオ市中心部から行くと、カリナン手前のミンタルの町には日本人墓地もあります。
併せて見学して行ってみては?
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.0
- ダバオの中心部から車だと1時間程度。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 見学は寄付制でした。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私たちが行った時には、ほかの見学者はいませんでした。
- 展示内容:
- 4.0
- ダバオ周辺に日本人町があったころの生活の様子が分かる、写真、地図、遺留品などが展示されています。
クチコミ投稿日:2013/03/15
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