ホフブロイハウス Hofbrauhaus

地元の料理

大賑わいの熱い夜。一人旅でも溶け込める！

5.0
旅行時期：2012/07（約13年前）

by ゆりりんさん（女性）

ミュンヘンクチコミ：36件

初ミュンヘン上陸ということで夕食は迷わずここ一択で！
ドイツで最も有名なビアホール、1589年に宮廷ビール醸造所として設けられた「ホーフブロイハウス」です。
あのモーツァルトもエリーザベト妃も訪れたということで、脈々と受け継がれる歴史を感じます。それを聞いて、逆に「あ、モーツァルトってほんとに実在したんだ…」と変な感覚を覚えるくらい。
さすが宮廷御用達のビアホール、内装が荘厳。席数なんと3,000。桁が違いますな。
館内では生演奏が行われ陽気な雰囲気です。

席が見当たらなかったので奥まで歩いて行くと、中庭に出ました。
グループ客が大多数ですが、一人で飲みに来ている人も一定数います。
実際、私の座ったテーブルには、フランスからの出張ついでに寄ったというビジネスマンのお兄さんがいらっしゃいました。
瀟洒な館内で飲むのもいいけど、夏空の下で飲むのもいいよね。
ってことで、外の席に落ち着きました。一席だけ空いていたのでそちらへ。

注文はとにかくガッついて店員さんを探しましょう。待っていても来てくれません。
テーブルの上にパラっと置いてあった英語メニューから、ホフブロイハウス特製ドゥンケル(黒ビール)の1リットル(7.3ユーロ)、白ソーセージ(4.9ユーロ)、プレッツェル(0.9ユーロ)をチョイスし、たまたま通りがかったお兄さんをつかまえて注文。
観光地としても名高い有名ビアホールなのに驚くほど安いです。会計は席で。
プレッツェルは売り子のお姉さんからも買うことができますが、フリスビーよりさらに大きいくらいの巨大サイズなので1人では到底食べきれなさそうで諦め。

隣の席のオッサンがセクハラ気味で太ももやら肩やら触ってきてほとほと困りましたが、これも勉強ということで…。女ひとり旅ってこういう奴の扱いめんどくせー。

1リットルビールを飲み干す頃にはフラッフラになって、トイレが近くなって大変でした。
その後の街歩きでは道が分からなくなり本気であさっての方向に歩いて行ってしまい、通りすがりのおばあちゃんに助けを求める始末。
一人旅での泥酔は危険です、反省！