最古の福祉施設
- 3.0
- 旅行時期:2012/12(約13年前)
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by Rinさん(女性)
リューベック クチコミ:12件
救貧院といえば,16世紀にフッガー家がアウクスブルクに設立したものが有名ですが,ここは1280年につくられており,ヨーロッパでもっとも古い救貧院のひとつであり、ドイツ最古の福祉施設です。
リューベックのハンザ商人は,商業から得られた潤沢な資金により福祉施設を建設しました。それは,施設利用者の救済のみならず,金儲けにあけくれる商人たち自身の,死後の魂の救いをも意味したからです。その好例が船員組合の家のほど近くにあるこの聖霊療養院です。この施設は救貧院と病院を兼ねていました。
建物内部では壁にフレスコ画が描かれたホールと小さく仕切られた170人分の小部屋を見ることができます。
かつてリューベックはハンザ同盟の盟主として繁栄を誇っていたので、この様に立派な療養院が建てられたのです。
現在この療養院の一部はレストランになっています。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2013/01/30
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