大きなレンガ造りの教会
- 5.0
- 旅行時期:2012/12(約13年前)
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by Rinさん(女性)
リューベック クチコミ:12件
市庁舎に隣接するように,商人の守護教会,聖マリエン教会がそびえ立っています。
聖マリエン教会もまた,ホルステン門や市庁舎と同様にハンザ期のリューベックの繁栄を象徴する建物です。都市の中心部にあるのが大聖堂ではなく,商人のための教会であるというところに,商業都市リューベックの性格がよくあらわれています。
1260年~1350年にかけて建てられた典型的なレンガ造りのゴシック建築の教会ですが、第二次世界大戦の際に爆撃を受け,大部分が破壊されてしまった為、現在の建物は戦後復元されたものです。
塔の高さは約125メートル,天井高は約83メートル。身廊の高さ38.5mはウルム、ケルン大聖堂に次ぎドイツで3番目に大きく,レンガ造りではドイツ最大の教会です。
聖マリエン教会は北ドイツにおける最も重要な教会建築のひとつに数えられます。バルト海沿岸地域にあるおよそ70の教会がこの聖マリエン教会を手本にして建てられたと言われています。
リューベックの教会の中でもひときわ立派な建物です。
ハンザ商人の勢力がいかに大きかったか偲ばれます。
また、1705年、20歳のバッハが当時この教会の名オルガニスト、ブクステフーデの演奏を聴くため、400キロほど離れたアルンシュタットからやってきて、その演奏に感銘を受け,無断で休暇を延長してまでもこの教会に通ったといいます。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/01/30
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