屯渓老街 素朴で地方色あふれる老街
- 5.0
- 旅行時期:2009/03(約17年前)
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by haoziさん(女性)
黄山 クチコミ:4件
上海万博の中国館では「動く清明上河図」が話題を呼びましたが、屯渓老街は「生きた清明上河図」と言われています。そう、あの「清明上河図」の世界が、ここでは今もそのまま現実の世界に広がっているというわけです。
屯渓老街の起源は北宋の時代。
徽州商人の発展とともに、次第に規模を拡大して、約1キロにわたる商店街が作り上げられました。
石畳の道の両側には、白壁、黒瓦とうだつが特徴的な徽州式建築の家々が軒を連ね、1階の表側は商店、奥の部屋と2階は作業や居住の場として使われています。
屯渓老街に来て、土産物屋ばかりが並んでいると嘆かないでください。
ここは元来、茶葉店をはじめとする商店街として発展してきた通りで、店舗がずらりと並ぶ今の様子は、実は数百年前から少しも変わっていないのです。
もっとも、老街を歩いているのは中国各地からの観光客が多いですが、黄山登山客のほとんどが屯渓から黄山に入ることを考えると、それは致し方ないでしょう。
お茶(黄山毛峰、雀舌、太平猴魁、屯溪緑茶、祁門紅茶、六安瓜片など)と文房四宝(歙硯、徽墨、宣紙、宣筆)は、すべてこの周辺の特産品。 当然、これらを扱うお店は特別多いです。
「清明上河図」の世界に入り込んで、お茶と墨の香りに酔いしれる。私にとっては最高の老街でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 空港や鉄道の駅からも遠くない
- 景観:
- 5.0
- 古いものをきちんと手入れしながら大切に使っている理想的な老街のように感じた
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 中国各地からの観光客が多い
クチコミ投稿日:2012/10/24
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