九分に行くなら、絶対に夕方に行って、ここでお茶を飲むべきです。
- 5.0
- 旅行時期:2012/03(約12年前)
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by かんでりんさん(男性)
九分 クチコミ:1件
千と千尋の神隠しのモデルとなった街だとかいう噂のある九分。
台北からは結構行くのが面倒臭いのですが、オプションツアーとかだと、昼間に行くか、夜に行くかの2択しか無いことが多いです。
でも行くなら絶対に夕方です。
面倒とは言いましたが、台北市内からバス一本で行けるので、是非ツアーとかではなく自分で行ってください。
ツアーで行くと滞在時間も限られますが、九分は急いで見る街ではありません。
特にここ九分茶房でぼんやりと夕日を見てください。
私の場合、午後に九分に着いた後、芋圓とか食べてぶらぶら散策した後、この店に4時頃に入りました。
日本語のわかる店員さんが、お茶の入れ方を丁寧に教えてくれます。
外のテラス席は満席でしたが、後で席があいたら教えてくれて、外に移らせてくれました。
各席に、炭火でお湯を沸かす囲炉裏(?)があります。
お湯を継ぎ足しながらゆっくりお茶を飲んで、夕陽が沈むまで2時間、何にもせずにただお茶を飲んでました。
実はお茶菓子も美味しそうだったのですが、台北市内で小籠包と生煎包をたくさん食べた後に九分に来て、また芋圓を食べてその後だったのでお腹いっぱいで食べられませんでした。残念。
お茶はすごく美味しいです。店員さんお薦めの杉林渓烏龍茶は、900元でしたが金額以上の値打ちがあります。二人で2時間ゆっくり飲んで、それでもお茶っ葉は余ります。余った葉は持って帰れます。
ここに行って以来、台湾産の烏龍茶が大好きになりました。日本人が知っている烏龍茶とは、別物です。持ち帰った葉っぱ以外にも台北市内で烏龍茶をたくさん買って帰りました。今でも家で茶葉を買ってきて、自分で淹れて飲みます。日本で買うと、台北で買う値段の倍くらいしますが。
夕方までここで過ごしたら、外に出ると赤い提灯が灯って九分の街全体がいい雰囲気になています。ただ、すっかり夜になると、バスが来なくなります。終バスが行ってしまったのか、それとも便の間隔が長いのか、とにかく夜の7時頃にはバスがさっぱり来ません。
いらいらしたり不安になって待つよりも潔くタクシーで帰ることをお勧めします。
タクシーは台北市内まで1000元で、一瞬高いと思いますが、4人乗ったら一人250元です。バスなら一人100元足らずですが、1時間強かかる上に、忠孝復興駅とかにしか着きません。タクシーなら40分くらいで台北駅前とか、自分のホテルの前まで送ってもらえます。250元は高くないです。その辺にバス待ってる人を捕まえて相乗りして4人集めましょう。集まったら運転手に、自分の泊まってるホテル名を上に書いて渡せばOK。ホテルに寄ってはフロントに、タクシーの運転手に見せるための住所とホテル名を書いたカードが置いてあるので予め貰っておくと良いでしょう。
とにかく、時間もお金も気にしない、帰りはタクシーだからのんびり過ごしていても良い、そういう気持ちで、お茶を飲んでください。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 一人当たり予算:
- 3,000円未満
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/10/10
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