2012/03/24 - 2012/03/27
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かんでりんさん
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子供の春休みを利用して父娘二人で台湾に行ってきました。
これまで上海には何度か行きましたが、台湾は初めてです。
行ってみたら、せわしい上海と比べて気候も人もなんと穏やかなことか。
三泊四日ですが夜着、朝発なので実質中二日が勝負。
だけども小籠包は食べたいし夜市は行きたいし台湾式の朝食も食べてみたいし茶館にも行きたければ九分も訪問したい。
結果、初日から飛ばしまくる旅行となりました。
かなり満足しましたが、台湾はとても居心地が良かったのできっとまた行くでしょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
関空発のジェットスターで、30分遅れの現地7時半くらいに着陸。
入国手続を済ませて高速バスに乗り、台北駅すぐ近くの天成大飯店に到着したのは夜の9時頃でした。
しかし台北の夜はこれから(の筈)。
さっそく外へ出て、台北駅近くの胡椒餅の店へ直行。
猛烈に美味いです!! -
交差点に面した目立つ場所にあります。
通りかかるとお店の人が「胡椒餅、美味しいよ!」と日本語で声をかけてきました。なぜだか一目で日本人とわかるんですね。 -
「福州世祖・胡椒餅」です。
この看板が目印。 -
胡椒餅を食べたらそのまま捷運(地下鉄)淡水線に乗り、台北駅から一駅北隣の中山駅まで行きました。
目当ては古早豆花店のデザートと、寧夏夜市です。
中山駅から15分くらい西に行くと、古早豆花店の看板が見えます。 -
店頭にカウンターがあって、奥に座席がああります。写真の左に見えてるカウンターは外帯(テイクアウト)専用です。右の店内に向いているカウンターがイートイン用。
私はここで食べるつもりだったのに初め間違えて左のカウンターの列に並んでしまいました。 -
これが豆花。
豆腐を、薄いおしるこに入れて色々トッピングを入れたもの。
温かいのも冷たいのも出来ます。
左が芋頭(タロイモ)豆花で右が紅豆(小豆)豆花。
どっちも美味いです。 -
壁にはテレビの取材を受けた様子や現地の芸能人のサインがたくさん貼ってありました。
その中に一枚、日本語のサインがあると思ったらインリンさんでした。 -
豆花を食べ終わったら、そのまま東に歩いて、今日の主目的である寧夏夜市に到着です。
ここは士林夜市ほど大きくはないけども美味しい物が小さい地域にまとまっている、というガイドブックの説明を見て、楽しみにしてやって来ました。 -
これです、これ。
やはり台湾といえば夜市でしょう、これを見に来たのです。
しかし本当に縁日です。
日本だったら何かのお祭りですよ。
これを毎晩やってるとは信じられません。 -
とにかくまずは蚵仔煎(オアチェン)です。
牡蠣のオムレツ、と聞きましたがお好み焼きみたいなもの。
店頭でおっちゃんが目にも止まらぬ速さで焼いてます。 -
牡蠣オムレツとイカのスープを買いました。
その辺に適当に座って食べられる机と椅子が沢山あります。
イカのスープは生炒花枝、だったかな。
花枝だというのはイカのことのようですね。
台湾方言でしょうか。大陸では聞いたことがありません。 -
夜市では果物が売っててどれも美味しそうです。
写真のいちごは新鮮なものが大きなカップに入って、一杯50元。
150円足らずでしょうか。
美味しかったです。
せっかくの甘いイチゴに、夜店の兄ちゃんは練乳とかソースをかけようとするので、不要!(いらない)と主張しなければなりません。 -
初日はこんなところにしてホテルに帰りました。
天成大飯店は本当に便利です。
残金を整理。
地下鉄が二人分往復で80元、豆花二杯で80元、牡蠣オムレツ50元、イカスープ50元、いちご50元で、締めて310元。
日本円で900円足らずです。 -
さて二日目の朝です。
ホテルを出てすぐ目の前が台北駅。
ちょっと伝統的なデザインで、印象に残ります。 -
台北駅周辺で群を抜いて高いビルがこの新光三越です。
三越百貨店の現地企業との合弁らしい。
台湾の人は日本に来て三越を見ると「新光」と着いてないのが落ち着かないとか。 -
今朝は、現地の朝食を食べに行きます。
台北駅から一駅東隣の善導寺駅近くにあるそうですが、近いようなので歩きます。
途中で行政府と書かれた建物を発見。 -
善導寺駅付近い到着。
どうやらこれが善導寺らしいのですが隣は工事中だし、善導寺自体もなんか新しげで趣がないです。
由緒正しい、浄土真宗のお寺だそうです。 -
さて、善導寺駅向かいのビルの2階、お目当ての阜杭豆漿店です。
超有名店なので並ぶのは覚悟してましたが、遅めの時間(9時半頃)だったのでまあ大丈夫だろうと思ったらとんでもない。
写真のカウンターの前から行列が始まり、階段に続いて一階まで続き、さらにビルの外に出て角を曲がるまで並んでいました。 -
座席も超満員。
これは何時間もかかるのかと思いきや、ビルの外に並び始めてから15分くらいでカウンターが見えるところまで来ました。 -
並んでいる間に、ガラス越しに餅を焼いているのが見えます。餅は日本語のお餅のことではなくて、ビンと発音して小麦粉を練って焼いた食べ物全般を指します。
-
イチオシ
というわけで30分足らずで朝食ゲット。
奥が咸豆?。豆乳を塩気のきいたスープに入れて葱と油条(揚げパン)をトッピングした物。左が厚餅夾蛋。厚めの餅に、卵が挟んであります。右が薄餅油条。カリカリの揚げパンを、クレープみたいな薄い餅で挟んだもの。
どれも激うま。
並ぶのも当然。
おまけにこれだけ全部で112元、300円くらいという安さ。 -
朝食が済んだら食べてばかりではなくきちんと名所も見に行くことにしました。
日本はまだ寒かったのに、暖かくて蝶々も飛んでてお散歩日和。
有名な台湾総統府です。
昔の日本総督府の建物で今はホワイトハウスみたいなものでしょうか。 -
総統府から中正紀念堂へ向かいます。
途中に介寿公園というのがあり、林森先生の像が建ってます。
偉い人なのですが、彼の名が残る林森北路は日本人の歓楽街と化しています。おいたわしや… -
中正紀念堂の入り口です。
蒋介石を記念する建物です。
日本では字(あざな)の介石で知られてますが、本名は蒋中正で、台湾ではこちらの名前で知られるようです。 -
中正紀念堂です。
遠くから見ると距離感が狂うくらい広い場所に大きなものが建ってます。
このへんは中国文化的です。 -
中正紀念堂の前の公園で犬が寝ていました。
台湾では犬は徹底的に油断して寝ています。 -
中正紀念堂を抜けて永康街(ヨンカンジエ)に向かいます。
途中で映画の広告を車体に着けたバスを見かけました。
強卡特(ジアン・カ・タ)戦記。
あ、ジョン・カーターか! -
永康街(ヨンカンジエ)に着きまして。
若者が沢山いる繁華街で美味しい物やおしゃれなものがたくさんあるのですが、朝御飯をたくさん食べた上に、永康街まで来る途中に入ったお菓子屋さんでたくさん試食を勧められ、お腹いっぱいで何も食べられません。
無念。 -
日本から来たキャラクターもたくさん。
"デヅタル"アクセサリー。
台湾には可愛らしい日本語の誤記がいっぱいで、日本人が喜ぶからわざとやってるんじゃないかと思えるほどです。 -
永康街のペットショップ前の猫。
写真では分かりませんが普通の猫の倍くらいあります。
なんという種類の猫でしょうか。
台湾の山猫かと思ったくらい大きい。 -
イチオシ
永康街をさ迷って、小物やアクセサリーを見た後に、夕方になってようやくお腹が空いてきたのでごはんを食べることにしました。
小籠包で超有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)です。
午後4時頃なので空いてると思いきや25分待ちと言われて並びました。
が、10分くらいで入れました。
小籠包、牛肉麺、空心菜です。 -
さらに野菜入りの包も注文してしまいました。
どれも美味いです。 -
ご飯を食べて、一旦ホテルに戻ります。
ホテルの近くのお菓子屋さん。
パイナップルケーキ(鳳梨酥)でなんかのコンテストで優勝したとのことで、パイナップル型のクリスタルガラスのトロフィーが飾ってました。 -
ホテルで休憩した後、今日は台北最大の夜市、士林夜市に繰り出します。
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士林夜市は台北最大ですが、最近、屋根がある場所に移動してしまったとのことで、ちょっと縁日の雰囲気とは違います。
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さらに食べ物の屋台は全て地下に移動しています。
-
これが士林夜市の美食区です。
地下だというから地下食堂街みたいなものかと思ったら、なかなか屋台の雰囲気があります。 -
果物屋の前に置いてあった顔を書かれた冬瓜。
「私は冬瓜ですか?」 -
まずはマンゴーかき氷。
ビックリするくらい大きくて110元。
300円くらいですね。 -
そして広東粥。
何が入ってるのかと聞くと「ミックス」だと言われました。
卵、豚肉、イカ、蝦、とにかく色々。 -
広東粥を食べた後、大腸包小腸というものも食べましたが写真がありません、香腸というソーセージを米のバンズで挟んだホットドッグぽいもの。あまりに旨すぎて写真を忘れました。残念。
その後屋台で果物を買いました。 -
南国ぽい果物。調子に乗って3個も買ってしまいました。ホテルに持って帰って朝食にします。
-
三日目の朝です。
昨日買った果物を朝食代わりに食べて、散歩に行きます。
中正紀念堂の公園。いい天気で暖かく、二胡や月琴などの伝統楽器を練習しているグループが沢山いました。 -
台湾の郵便局のイメージカラーは緑色です。
郵便ポストも緑色。
赤いポストは国際郵便専用。 -
そのまま古い町並みを抜けて再び昨日も行った永康街へ行きました。
昨日はここに来た時点でお腹いっぱいで何も食べられませんでしたが、今日は早速、高記というお店に入ります。
たまたま通りがかったら美味しそうな湯気が上がっているのが見えたので。
小籠包を食べましたが、濃厚で美味い。個人的には鼎泰豊よりもここの小籠包の方が好みです。 -
イチオシ
そしてこの店の一番人気(と書いてあった)、生煎包です。
これがまた猛烈に美味い。
鉄鍋に入っていてカリッと焦げ目がついていて、鉄鍋のおかげでいつまでも熱々です。 -
生煎包も黒酢と醤油をつけて食べたらいいのかと店の人に聞いたら、それでいいが辣醤は要るか聞かれました。要る、というと写真のものを出されましたがこれを少しつけるだけで生煎包がもっとうまくなる!
これは貰わないと損です。 -
生煎包を食べた後、タクシーで台北101へ。
永康街は楽しいところですが、地下鉄駅が遠いのが難点ですね。もうすぐ近くに新しい地下鉄駅ができるらしく工事中でした。
で、台北101について写真を取ろうとしましたが高すぎて上まで写らない。 -
台北101の展望台から市街を眺めます。
西の方を見ると市街が広がってますが、東や南は割とすぐに山が迫ってるのですね。 -
展望台の土産物売り場にいたキャラクター101君です。
5色います。
多分、赤がリーダー。 -
なんと90階の展望台なのに、外に出られます。
風があってちょっとつらい。 -
台北101を堪能した後は今日のメインイベント、九分に向かいます。
地下鉄忠孝復興駅前からバスに乗り一時間くらい走ると、このような山間部に入ります。 -
バスを降りたらすぐに九分・基山街です。
ずっとこんな感じの狭い道に店が並んでます。 -
きつい石段に赤い提灯が続いています。
-
阿昌芋圓専売店に入って芋圓食べました。
芋圓というのはタロイモ、さつまいもで作ったもちもちした食感のお餅。これが小豆とかのお汁粉に入ってます。左は冷たいもの、右が温かいもの。 -
九分は平日の昼間だというのにすごい人ごみなんですが、一歩、お店に入ると中が案外広くて空いていて、のんびりと山や海を眺めながらデザートが食べられます。
もっと山の上にも有名芋圓店がありますがそこはすごい行列だったので諦めました。 -
基山街から汽車路(自動車道)に向かって降りていきます。
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これが「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の館だと言われている、阿妹茶酒館です。入り口に湯婆婆の館だと書かれていて顔なしグッズも売ってました。
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台湾の犬はやっぱり完全に油断してます。
よく寝てます。 -
ちょっと坂道を上り来た道に戻ります。
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さて、九分に来た最大の目的、九分茶坊です。
入り口にやかんがたくさんあって炭火でお湯が沸かされてます。 -
それぞれの席にもこうやってやかんが置かれています。
夕日を見たいので外の座席にしてくれ、といったけど残念ながら外の席は満席で、屋内の席になってしまいました。 -
イチオシ
でも外の席が空いたら店員さんが声をかけてくれて、外の席に移動させてくれました。ちなみに店員さんは日本語が堪能で、写真の茶器を使った茶の美味しい入れ方を丁寧に日本語で説明してくれます。
お茶、すごい美味しいです。
私は中国茶は茉莉花茶の方が好きでしたが、烏龍茶系統にもこんなに上品で美味しい物があることを初めて知りました。杉林渓烏龍茶だったと思います。 -
見事な夕日を見ながら、一時間以上ゆっくりと風に吹かれてお茶を飲んで、とても贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
詰め込みがちな今回の旅行で唯一、のんびりした時間です。
大陸の人たちも日本人よりもすっとたくさんお茶を飲みますが、もっと生活の中で仕事しながら運動しながら歩きながらせわしなく飲んでいて、台湾のお茶はもっとのんびりした文化が根づいているような気がします。 -
日が暮れた後の九分、とても綺麗です。
綺麗だけど見通しが悪くなって、汽車路に降りる階段を見落として道に迷いました。花屋のおばちゃんに聞いたら親切に教えてくれました。おばちゃんありがとう。 -
すっかり暗くなって、バスがいつ来るかもわからなくて不安なので帰りはタクシーで台北駅まで帰って来ました。
そのへんの人に声をかけて4人相乗りで1000元。1人250元はちょっと高かったですが、40分くらいで帰れました。速い。 -
遠出で疲れたので夕飯は台北駅の食堂街で済ませることにしました。簡単に済ませるつもりでしたが、台北駅2階の微風台北車站は、ものすごい規模でした。
夜市料理、牛肉麺、小籠包、何でもあるしすごく広い。 -
何を食べようか迷いましたが、屋台料理の色々揃っているこの店にしました。
-
担仔麺と小さなおかずが三つついたセットメニューに、魯肉飯を足して203元。600円足らずです。安い!
そしてこのメニュー、担仔麺と魯肉飯が美味しいのはもちろん、蝦捲(海老春巻きみたいなもの)、香腸(台湾ソーセージ)、大根を炊いたもの、どれも猛烈に美味い。 -
さて翌朝。今日は最終日。
午前中に空港に向かわないといけないので今日はあまり時間がありません。というわけでホテルの隣にあって前から気になってた朝食の店に行ってみます。
店頭の鉄板で、お姉さんが猛烈な速さで3つ同時進行で作ってます。その間にレジも打てばコーヒーも入れる。すごいです。 -
葱焼餅を買いました。30元。
美味しいです。安いです。80円くらいかな。 -
帰りは高鐵(台湾新幹線)で空港に向かうことにしました。
バスなら125元で1時間。
新幹線が160元で20分、バスに乗り継いで30元でまた20分。ちょとだけ高くなるけども速いし何より快適です。 -
荷物が多ければ、バスかとも思ったのですが新幹線にはトランクを置くスペースもあります、それ以外はほとんどのぞみと同じ車両構造。
面白いのはデッキの自動扉がスイッチを押さないと開かないこと。日本の新幹線ではデッキに誰かが立ってると何度も扉が開くことがあるのでこのほうがいいかな。 -
あっという間に空港です。
これで台湾ともおわかれと思うと名残惜しい。
でもまだまだ食べますよ。空港第1ターミナルでこんな店がありました。 -
キャベツとそぼろ肉の焼きビーフンです。
空港の食堂なので大して期待はしていなかったのですが、食べてみるとなんか台北の夜市の味がする。独特の香辛料の香りがします。五香粉でしょうか。 -
芋頭豆花。タロイモの入った豆腐デザートです。これも案外いける。
-
そして最後に小籠包です。
今回の旅行で三回目。でもやっぱり美味い。
ちなみに手荷物検査と出国手続き後のところにも食堂はありますが、普通の中華。外の食堂の方が台湾らしくてお勧めです。
これで台湾での食べおさめ。
おみやげ買って飛行機乗って、帰りました。ありがとう台湾、また来ます。
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