カナル・グランデに架かる白い巨象のような大きな橋
- 4.0
- 旅行時期:2010/05(約16年前)
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by マンボウのお城さん(男性)
ベネチア クチコミ:15件
リアルト橋は、ヴェネツィアのカナル・グランデに架かる3つの大きな橋の1つで、その形から「白い巨象」とも呼ばれています。
最初は木製の跳ね橋でしたが、重みで崩壊したり、火災に遭ったりしたため、アントニオ・ダ・ポンテの設計で石造りの橋になりました。
橋の下を多くの船が通ることから、深い単一アーチ状の設計としましたが、弱い地盤に加え当時の技術では完成できないと言われました。
しかし、僅か4年で長さ48メートル、幅22メートル、水面からの高さ7.5メートルの大理石の単一アーチ状の橋が完成しました。欧州では珍しく花瓶型のランカン(手摺り)がつけられていて、カナル・グランデへの落下を防いでいます。
また、この橋の周辺は、比較的海抜が高く、洪水の被害が少なかったため、橋が木製だった時代から商業の中心で「富の橋」と呼ばれていましたが、今でも橋の上にはアーケードが造られて多くの商店が並んでいます。
これはひとえにアントニオ・ダ・ポンテの設計だったからかもしれません。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- ヴァポレットにのればリアルトで降りて徒歩1分程です。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 橋を渡るのに料金は必要ありません。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 橋を渡る人は多いのですが、橋を見るにはヴァポレットに乗れば良いので、問題ありません。
- 展示内容:
- 3.5
- 橋の上に並ぶアーケードは、ヴェネチアならではの風情を感じます。
クチコミ投稿日:2012/06/30
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