合理的な指定席制度
- 4.5
- 旅行時期:2012/03(約14年前)
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by yazzさん(男性)
フランクフルト クチコミ:13件
ドイツ版新幹線ICEはよく利用してますが、座席を指定しなくても座れないことは滅多にないです。これは全部の座席が自由席でもあり指定席でもあるというドイツならではの合理的なしくみのおかげです。
日本の新幹線では指定席車両と自由席車両が完全に別れていて、指定席車両は空いているのに、自由席車両は座れない人が通路に立っていてラッシュ並の混雑なんてケースもあります。
一方、ドイツのICEでは、自由席車両と指定席車両という区別はなく、指定されてない席は全て自由席という制度を採っていますので、空いている席に自由に座れます。
指定が入っているかどうかは、窓の上の電光表示板を見ればわかるようになっています。表示板には、「KOLN-FRANKFURT」のようにその席で指定が入っている区間が表示されています。なので、その区間以外は自由席になるわけです。何も表示されていなければ、その時点で全区間、自由席です。ただし、状況は刻々と変化しますので、乗車の途中で指定が入ってしまう場合もあります。その場合は、他の席へ移動しましょう。
この制度では、席が空いているのに座れないということはありません。特定の車両に乗客が偏ることなく全車両に分散するため、乗り降りの時間も短縮され合理的です。
日本の新幹線もこの制度を採用してくれるといいのですが・・・
- 施設の満足度
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4.5
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 利便性:
- 4.5
クチコミ投稿日:2012/03/20
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