オイルマッサージ+ハ―バルボールで、男も癒される。
- 4.0
- 旅行時期:2011/11(約14年前)
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by おっちゃんさん(男性)
バンコク クチコミ:16件
アジアン・ハーブ・アソシエイツには、バンコクで6日間滞在中に2回おじゃました。
一度めはトンロー店、二度めはプロムポン店に。
トンロー店はトンロー駅から、徒歩で2、3分のところに店はある。
受付の女性に、ノー・リザベーションだが…と伝えると、「大丈夫ですよ」と日本語で返された。
「コースはどうしますか?」そう問い返され、慌ててメニューを見たが、どれがどうなのかよくわからない。
「いまキャンペーン中で、1800bahtの『Asiaパーフェクトforボディ(計2時間30分)』を1620bahtにしています。お安いですよ」
・こんにゃく酵素 ボディスクラブ 60分
・100%ピュアブレンドオイル ボディマッサージ 60分
・オーガニック生ハーバルボール治療 (ボディ) 30分
この三つがセットになっていた。
相方がもうその気になっているので、このコースを受けることにした。
この店は日本人が経営者で、日本の客も多いせいか、日本語がちゃんと通じる。電話での予約も日本語で受けてくれるという。言葉の面で苦労しないというのは、確かに気が楽だ。(ネットでも予約できるらしい。)
ウェイティング・ルームで待っていると、5分ほどで担当の女性が現れ、部屋へと案内してくれる。施術中になにか要望があれば、この団扇の文字を指さしてください。そういって受付の女性から団扇を渡されていた。「もっと強くしてください」「シャワーを使います」そんな要望が指さしで指示できる。
部屋のドアを開けると、中はうす暗く、壁にかたどられた店のロゴだけがぼんやりあたりを照らしている。担当の女性が、シャワーを浴びてくださいというように、バスタオルと施術時に身につける下着を手渡してくれ、部屋の左右にあるシャワールームを指さす。シャワーは、施術の前後、どちらでも好きな時に入ることができるのがうれしい。
シャワーを浴び、黒タイツをちょん切ったような「変な」下着を身につけ、蒲団の上で横になっていると、担当の女性が静かに入ってきて、小さな声で、腹ばいになるように言う。
なにやら厳かな雰囲気の中で、こんにゃく酵素ボディスクラブが始まる。
脚、背中、腕とオイルが塗り広げられ、指の腹でオイルをすりこむように、リンパの流れに沿って、指が肌の上を滑る。女性たちがエステにハマるのはこういうことだったのか。確かに心地よく、官能的ですらある。意識が徐々に遠のいていく。ぽんぽんと肩を叩かれて、はじめてスクラブが終了したことに気づいた。シャワーを浴びるように促されて立ち上がると、なにかがぽろぽろと体から落ちた。これは垢なのか、スクラブ剤のこんにゃくなのか…。
シャワーを浴び終わって、肌に触れると信じられないほどつるつるになっていた。まるで皮膚を1枚はぎ取り、生まれたての肌になったような感じだった。男だって、これはうれしい。
オイル ボディマッサージが始まる。丹念にオイルがすりこまれ、指の腹を滑らせながら、時おりツボに親指がぐいと食い込んでくる。相方はほどよい強さで気持ちよかったと言っていたが、僕が男のせいか、サービスしてくれているのか、力任せにかなりゴリゴリとやられた。枕元に置いてある団扇を指さそうとしたけれど、痛みで吠えそうになるのをこらえるのがやっとで、「もっと弱くしてください」に手を伸ばしかけたまま、ただただ悶絶していた。だが不思議なことに、こりが一通りほぐれると、全身が温まり、どんどん気持ちよくなっていく。
温められたハーバル・ボールの施術は想像以上に気持ちよい。ハーバル・ボールが肌に押しつけられるたびに、そこから温かさが広がり、ハーブのアロマがふっと香る。いつしか、いびきをかいて眠りこけ、肩を叩かれて起こされた時には、すべて終わっていた。
ハーバル・ボールの施術中に余分なオイルをふき取ってくれているので、肌はしっとりとしているのに、べたつきは残っていない。相方は保湿効果が長持ちするので、シャワーは浴びずにそのまま服を着るという。僕も気にはならなかったのでそのまま出ることにした。いやぁ、満足満足。というわけで、チップは200baht。
プロムポン店は、プロムポン駅からソイ24を南に2、3分ほど歩いたところにある。
例によって、予約は取っていないことを告げ、オイルボディマッサージと生ハ―バルボール治療がセットになった90分コース(1000baht)をお願いした。
トンロー店はビル内の店舗だったが、ここは広い敷地内に受付棟のほか、治療棟が何棟かに分かれて建っている。
建物こそ違え、治療棟の部屋の中は同じで、例によってうす暗い部屋の壁にはロゴマークがぼんやりとした光を投げている。
施術の前後、自由にシャワーを使うことができるのはこの店も同じ。
シャワーを浴び、変な下着をつけ、横たわって待つこと5分。
女性マッサージ師が部屋に入り、静かに施術がはじまる。
うつぶせになってマッサージを受けるうちに、僕は眠りこんでしまったようだった。
肩を叩かれては裏返り、叩かれては裏返る、を繰り返しながらとろとろと眠り続けた。
熱くなったハ―バルボールをふくらはぎに押しつけられたときを除いて、ただただ眠り続けた。
施術をすべて終え、シャワーを浴びようかとも思ったのだが、ハーバルボールで余分なオイルをふき取ってくれているので、そのまま服を着た。もし気になる方はシャワーを浴びるとよい。チップは100baht。
オイルマッサージはとにかく気持ちがよい。まさにあとを引く感じだった。
ハ―バルボールも、そのアロマがなんといっても至福の世界へと誘ってくれる。
この手のものにまるで興味がなかったけれど、僕は見事にはまった!
旦那さん(彼氏)が、俺はいいよ、といっても一度、引っ張っていき、体験させてみてはいかがだろう。はまると思うけどな…。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 施術内容:
- 4.0
- 施設の快適度:
- 3.5
クチコミ投稿日:2011/11/18
いいね!:5票
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