クリムト「ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)」・・ Oesterreichische Theatermuseum
- 4.5
- 旅行時期:2005/12(約20年前)
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by wiz さん(非公開)
ウィーン クチコミ:66件
1区旧市街、ロプコヴィッツ宮 Palais Lobkowitz にある
「オーストリア演劇博物館 Oesterreichische Theatermuseum」。
ロプコヴィッツ宮は、17世紀に建設され、1710年に、
フィッシャー・フォン・エアラッハにより改修された壮麗な宮殿。
この博物館は、音楽家やオペラ関連の展覧会をよくしているのですが、
12月に訪問した際はちょうど宮殿内でクリスマスマーケットが開催されていました。
演劇に関する・・衣装やオーケストラピットの展示はもちろん
この博物館内にはウィーンの画家グスタフ・クリムトの転機点と言ってもよい
「ヌーダ・ヴェリタス Nuda Veritas (裸の真実)」という
とても妖艶な絵があるのですが、企画展開催中は見られなかったりするので
もしクリムトの絵を目当てに行く場合は少し注意が必要となります。
(最近では=2010年9月23日~2011年1月9日、ブダペストの国立西洋美術館で
開催されたウィーン関連の企画展のため出張していた期間もありました。)
また、この博物館=ロプコヴィッツ宮の持ち主ロプコヴィッツ公
Franz Joseph Maximilian von Lobkowitz は
ベートーヴェンのスポンサーとしても知られています。
彼の第三交響曲(英雄/エロイカ)と第四交響曲が、
ここで初演された為 エロイカ・ホール Eroicasaal と呼ばれています。
オペラ座裏、アルベルティーナ裏手に位置し立地は良いので
お時間と興味がありましたら見学してみてはいかが?
◆オーストリア演劇博物館 Oesterreichische Theatermuseum
web: http://www.khm.at/nocache/en/austrian-theatre-museum/ (英語)
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2011/07/26
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