棠樾牌坊＋鮑家花園のチケットは100元
- 4.0
- 旅行時期：2010/03（約16年前）
-
-
by SUR SHANGHAIさん（女性）
安徽省 クチコミ：14件
黄山市歙県にある棠樾という村の見所は、村内にある七基の牌坊。牌坊は、元々は村などの入り口の役割を持った建築物だったのが、後世になって装飾的になり、記念碑的な役割も持つようになったのだそう。安徽省だけではなく、中国各地や中国の文化が受け継がれている地域ではよく見られます。
棠樾にある七基の牌坊は、徽商（徽州商人）だった鮑氏の一族の徳（忠、孝、節、義）を称えて、明・清の時代に建てられたのだそう。
遠くから見ると、左上の画像のように石造りの鳥居のような牌坊が畑の中の小道に並んでいます。ここでは七基のうち五基が写っています。
これらの牌坊は一直線に並んでいるわけではなく、弓なりになった小道に並んでいるので、七基をまとめて撮るのはちょっと無理かも。
一つ一つの牌坊の下に、中国語と英語で簡単な説明が出ていたり、牌坊にまつわるお話をまとめた冊子を１元で売っているので、その由来を知りたい方は読んでみては？
私が行った３月２０日過ぎには、牌坊周りの菜の花畑が満開だったので、眺め的にちょっと得をした気分になれました。
棠樾の村の入り口には駐車場とチケット売り場があって、棠樾牌坊＋鮑家花園のチケットは100元。
宏村がある黟県周辺の古村ではどこでもチケット代に含まれたガイドさんがいましたが、ここにはいないようでした。
牌坊だけではなく、村の中の民家がある部分も見て回るのがお勧めです。下の画像中央がその入り口。
牌坊そばの鮑氏一族の祠堂のほか、道沿いには由緒ありげな彫刻を施した石が無造作に置かれていたり、鮑氏一族の墓所（右上の画像）もありました。牌坊＋村内の見学は１時間あれば充分な規模。
私が気付いた限りでは、村には外国人が泊まれそうな宿は無かったと思います。
チケットのお値段に含まれている鮑家花園は、村の入り口駐車場から車だとほんの１分。
大部分が新しく整備された庭園のようですが、盆栽（中国語だと盆景）が見事だったので、ここだけは見て行っては？右下の画像が盆栽が展示されている部分への入り口。
正門ではチケットを再提示しなければならないので、失くさないようにご用心。
棠樾の村への行き方ですが、私は黄山空港近くにある黄山長途汽車站から、タクシーを雇って歙県や徽州区周辺の古村を回ってもらいました。
ちなみにタクシーで回ってもらったルートは、黄山長途汽車站→徽商大宅院（西園）→棠樾牌坊→唐模→呈坎→潜口→黄山機場（空港）で３００元。（各地での駐車料金、待ち時間込み）。
徽商大宅院（西園）→棠樾牌坊の間の移動時間は１５分ほどでした。
- 施設の満足度
-
4.0
- 観光の所要時間：
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2010/04/12
いいね！：2票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する
