宏村近辺の古村−西遞も見晴台からの眺めがお勧めです。
- 4.0
- 旅行時期:2010/03(約16年前)
-
-
by SUR SHANGHAIさん(女性)
黄山 クチコミ:9件
安徽南部の古村落の一つとして、世界遺産に登録された宏村。同じ黟県には、やはり世界遺産に登録された西遞(シーディ)の村もあるので訪れてみては?
宏村からバイク・タクシーだと40分ほど。
宏村のバイク・タクシーは、省道218号線から宏村内に入る宏際橋たもとでいつも客待ちしていました。
私は宏村−五里桃園基地−西遞−屏山−宏村を回ってもらい80元でした。(宏村からの往復+各地での見学の間の待ち時間、駐車料金込み)
西遞の村の入り口にチケット売り場と駐車場があってチケットは80元。今ではチケットさえ買えば公安への届けなどの手続きは不要です。
このチケット料金にはガイドさん(中国語)の料金も込み。
別の村でもチケット代に込みのガイドさんがいていいシステムだと思いましたが、ここでは商売っ気がありすぎるガイドさんに当たってしまったので断りました。
一人だと見落としてしまいそうな所も案内してもらえるので、いいガイドさんだと思う人に当たったら一緒に歩いてみるのが○。
ガイドさんと一緒だと、見所への道も迷わずに分かる上、今も住民がいるお宅へも気兼ねなくお邪魔できます。いろいろ質問できて教えてもらえるのもいいと思います。
一通り一緒に見終わって気に入ったら、今度は一人でまた村の中を歩いてみるのもよし。
西遞は、村を流れる3本の川が東から西に流れているために古くは西川とも西渓とも呼ばれたのだそうですが、のちに村の西に≪鋪遞所≫と呼ばれる通信施設が造られた事から今の西遞という名になったのだそうです。
チケット売り場から村に入っていく道筋や村内にはお土産屋さんやその他の商店が多数あって、観光地化がずいぶん進んでいるという印象。ここにも画学生や写真撮影が趣味の人たちが多数訪れていました。
左の画像は、チケット売り場から村内に入っていく途中の通路。
西遞とともに世界遺産に登録された宏村も観光地が進んだ古村ですが、個人的には風情のいい月沼がある宏村の方がよかったような気がします。
それでも西遞にも古い村の面影を残している道筋も多いので、ゆっくり歩いてみるといいですよ。
村内は小道が込み入っていても地図があちこちに出ているので迷うことはありません
一通りぐるりと見て歩くなら2時間程度を予定していくといいと思います。
私が訪れた日は雨が降ったり止んだりの寒い日で、そそくさと見学を終えてしまったのが残念。
村そばの丘中腹に展望台があるほか、村内には屋上を見晴台として開放している建物がいくつかあるので、ぜひ行ってみるといいですよ。
私は丘の展望台には天候のせいで行きませんでしたが、村内の迪吉堂向かいにある≪撮影之家≫の屋上へ行ってみました。ここはチケットとは別に5元。直接この家の人に払いましょう。
右側の画像がその屋上から見た西遞村の一部です。
村の内外ではいくつも宿を見かけましたが、古民家を改装した宿だと外国人は正規には受け入れていない所が多いようです。
- 施設の満足度
-
4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2010/04/03
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する