宏村近辺の古村−南屏では小洋楼からの眺めがお勧め
- 5.0
- 旅行時期:2010/03(約16年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
黄山 クチコミ:9件
安徽南部の古村落の一つとして、世界遺産に登録された宏村。同じ黟県の近辺には負けず劣らず美しい安徽省の古村が数多くあります。
鞏俐(コン・リー)の『菊豆』をはじめ、多くの映画が撮影されたことで知られる南屏もその一つ。宏村からバイク・タクシーだと30分ほど。
宏村のバイク・タクシーは、省道218号線から宏村内に入る宏際橋たもとでいつも客待ちしていました。
私は宏村−関麓−南屏−宏村を5時間ほどで回ってもらい50元。(宏村からの往復+各地での見学の間の待ち時間、駐車料金込み)
南屏村の入り口にチケット売り場と駐車場あり。チケットは43元。今ではチケットさえ買えば公安への届けなどの手続きは不要です。
このチケット料金にはガイドさん(中国語)の料金も込み。
一人だと見落としてしまいそうな所も案内してもらえるので、ぜひ一緒に歩いてみるといいですよ。ガイドさんと一緒だと、どの建物が見るべき場所なのか迷わずに分かる上、今も住民がいるお宅へも気兼ねなく入っていけます。
一通り一緒に見終わったら、一人でまた村の中を歩くのもよし。
南屏村は南屏山の麓にあることから名づけられた村。72の小道がある村内には明清時代の古民家が300軒ほど残っているのだそう。祠堂や古井戸も多く残っている風情ある村。
ガイドさんと一緒に歩くのは1時間ほどで村のほんの一部。
村内には要所要所に地図が出ていて現在位置が確認できるので、ガイドさんと別れてからも自分でもあちこち歩いてみるといいですよ。
初めて行く方は見学に2時間は予定して行くといいと思います。
2002年に初めて訪れた時にはまだ観光開発が進んでいなかった南屏も、今では画学生が多く訪れる場所になったので、ちょっとした商店、食堂、屋台、お土産屋さんも出来ていました。
公衆トイレが設置されたほか、有料で使わせてくれるところを見かけます。ここもペーパーやウェットティッシュ持参だと憂いなし。
宿も数軒ありますが、外国人は正規には受け入れていません。
2002年に訪れた時には気づかなかった染物工房風の場所があって驚きました。これは後から作った見所なのかも?
お勧めなのは小洋楼の見晴台から見る村の景色。村内の地図にも出ているので、ここはぜひ行ってみるといいですよ。洋楼旅社敷地内の建物で、右上の画像がそうです。右中段の画像は、小洋楼の見晴台からの景色。
ここは最初に買うチケットとは別料金で5元。直接洋楼旅社の人に払いましょう。
右下の画像は村はずれにある万松橋のあたり。3月20日過ぎには周辺の菜の花畑が満開でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2010/04/01
いいね!:3票
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