ルクソール神殿は見学に手頃なサイズ。ユニークな記念撮影スポットもあり。
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- 旅行時期:2009/12(約16年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ルクソール クチコミ:21件
同じルクソールにある神殿でも、カルナック神殿は広大すぎて酷暑の時期には見て回るのが大変そうと思いましたが、ルクソール神殿は手頃な大きさで歩きやすいと思います。
オベリスクがある辺りからだと一番奥の至聖所まで300m位。
ナイル東岸の市の中心にあるので見学に行くのも便利。最寄の有名ホテルはメルキュール・インやニュー・ウィンター・パレス・ホテル。
チケットは50エジプト・ポンド。
広場側の出入り口から敷地内に入ると、右手のスフィンクス参道の辺りにカフェがあるので見学前後の一休みもOKでした。
上の画像のスフィンクス参道は、かつては数km離れたカルナック神殿まで続いていたと聞いてびっくり。
オベリスクもかつては二本立っていたのだそうですが、今あるのは一本だけ。
もう一本ははるばるフランスまで運ばれて、パリのコンコルド広場に立っています。これは見たことがある人も多いかも。
私たちが行った12月上旬の午後2時頃は、オベリスクがある辺りの門を正面から見ると逆光でした。出来れば午前中に行ってみては。
ルクソール神殿には、まだびっくりする事があって、それは敷地内にガーマ(モスク)やコプト教(初期のキリスト教がエジプトで独自の発展を遂げた宗教)の教会もあること。不思議な風格を持つ神殿だと思います。
左下の画像がそのガーマで、ガーマ・アブー・イル・ハッガーグという名前。
フォトジェニックなルクソール神殿は記念撮影場所には事欠きませんが、一番奥の至聖所あたりまで行くとユニークな撮影スポットがあります。
至聖所あたりの壁には豊穣神であるミン神の浮き彫りがあるんですが、その神様は勃起した男性器を持つ半裸姿で表わされていてとてもユーモラス。右下の画像がその姿。
ここでその神様と一緒に記念撮影する女性多し。ミン神=豊穣神は、子孫繁栄の神様でもあるのかも?
目線よりちょっと上にある浅い浮き彫りの像なので注意して見てみるといいですよ。大きさはほぼ等身大。この画像以外のミン神の浮き彫りもありました。
たまたま私たちが見学に行った時、中国人団体を引き連れていた現地ガイドさんが流暢な普通話(北京語)で、「このミン神こそ、この神殿の神秘中の神秘。」と言って笑いを取っていたのが印象的でした。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2010/01/14
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