シタデル内の見所 ガーマ・ムハンマド・アリのドームは必見。
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- 旅行時期:2009/12(約16年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
カイロ クチコミ:40件
シタデルの敷地中で一番目立つ建物は、シャープ・ペンシル状のミナレットとたくさんのドームを持つガーマ・ムハンド・アリ。お天気がいい日には、ナイル西岸のカイロ・シェラトン・タワーズ&カジノからもその独特のシルエットがうっすら見えます。
イスラム地区のほかのガーマとはずいぶんスタイルが違うなあと思ったら、これはイスタンブールの様式を真似て1857年に造られたのだそう。
シタデルの入り口で買うチケット(50エジプト・ポンド)は、シタデル内の見所全体に共通。特に提示を求められない所もありましたが、最後まで失くさない方がいいですよ。
チケットを買った後、シタデルの城壁内へ入る前に、金属探知機と手荷物のスキャンを通ります。
チケット売り場からガーマ・ムハンマド・アリへは緩い上り坂を徒歩数分。
ガーマ・ムハンマド・アリの建物入り口では靴を預かってもらえません。「ひとつ、いちどる!」と袋を売りつけに来る人もいますが、レジ袋をポケットに入れて持っていくのがいいと思います。
ここでは、いくつも重なったように見えるドーム内側の装飾が必見。
ドームから吊り下げてあるシャンデリアやランプの明かりに照らされる様子は見事。しばらく眺めていても飽きません。
観光グループ付きのガイドさんが、アザーンの出だしを聞かせてくれたりするのが耳に入ってきますが、その音響効果もすばらしい。
中庭には、ルクソール神殿のオベリスクを贈ったお返しだという時計が付いた塔があります。その時計は1日しか動かなかったとも言われているようです。
裏手に出ると、小さいお土産屋さんが数軒と飲み物程度の売店あり。「じゅっこでせんえん!」などとお土産品を売りに寄ってくる人もいました。
市街地が見渡せるテラスもありますが、石垣手前にロープが張ってあるので眺めは今ひとつ。
隣接している警察博物館敷地からの眺めがお勧めです。
ムカッタムの丘の一角に建てられたシタデルへの出入りは、サラーフ・サーリム通りがある丘の東側から。
ラムセス・ヒルトンあたりからタクシーで行くと、サラーフ・サーリム通りに面したタクシー用の駐車場まで10数分程度。事前交渉した料金は15エジプト・ポンドでした。(注:この料金が安いのか高いのかは分かりません。)
あとは徒歩で緩い坂を2,3分上って、チケット売り場へ行くようになっています。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2009/12/29
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