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運悪く雨が降ったらサバ州立博物館へ行ってみては?

  • 3.0
  • 旅行時期:2008/02(約18年前)
SUR SHANGHAIさん

by SUR SHANGHAIさん(女性)

コタキナバル クチコミ:5件

コタ・キナバル市街地の中心からちょっと空港寄りに行った、トゥンク・アブドゥル・ラーマン通りとプナンパン通りの角近く。市街地から車で10分ほどの小高い丘の敷地にサバ州立博物館があります。
ここは本館、サイエンス・センター&アート・ギャラリー、伝統村の三つに分かれているようですが、私たちはサバ州の民族に関する展示がされている本館だけに行ってきました。上の画像がその本館外観。
開館は毎日9:00~17:00 チケット15リンギット(近くにあるサバ・イスラム博物館と共通)で、本館に入った内部でチケットを売っています。
本館では展示品の撮影禁止。カメラを無料で預かる場所が1階ロビー奥にあります。
本館の展示ホールや展示方法はちょっと古い感じで、物足りない気がします。サバ州各民族の歴史、伝統風習などに関する展示が主体。甕棺の大きさにちょっとびっくり。

本館を出たら、通路を挟んで向かいにあるお土産屋さんに行ってみるといいですよ。下の画像がそのお土産屋さんの外観。Tシャツを含む一般的なお土産品のほか、サバ州に関する書籍もあって、サンダカンでは見つからなかったアグネス・キース著の『LAND BELOW THE WIND』が日本語版の『風の下の国』とともに売られていました。英語版・日本語版ともに40リンギット。著者のイラストも多数で読みやすく、当時のサンダカン周辺や住んでいた人々の様子も分かるのでお土産にしてもいいと思います。
アグネス・キースについてはサンダカンの観光スポット情報≪アグネス・キースの家≫でもご紹介しましたが、追加情報も合わせてちょっと繰り返します。
アグネス・キースは、1934~1952年に森林局長官としてサンダカンに赴任していたキース氏の夫人。当時のサンダカンでの生活や人々の様子を綴った上記の著書が有名になり、当時も日本語版が出版されたのだそう。子どもや夫とともに日本軍の捕虜になった際、日本兵の中にその著書を読んでいた人もいたのだそうです。
『LAND BELOW THE WIND』の続編となる、捕虜生活を綴った『THREE CAME HOME』(日本語版は『三人は帰った』)という著書もあるのだそうですが、この時の店頭には出ていませんでした。

施設の満足度

3.0

観光の所要時間:
1-2時間

クチコミ投稿日:2008/07/29

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