とても小さいサンダカン遺産博物館
- 3.0
- 旅行時期:2008/02(約18年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
サンダカン クチコミ:7件
小さいサンダカンの町の中心、LEBUH TIGA通り近くの観光インフォが入っているのと同じビルの一画にサンダカン遺産博物館もあります。左上の画像がその入口で、博物館は2階にあります。
開館は金曜日と5月1日を除く9:00~17:00 見学無料
明治から大正にかけてサンダカンに送り込まれてきたからゆきさんたちの歴史も垣間見られるかと思って行ってみたのですが、展示物は1900年代半ば近くからの物がほとんど。とても小さい博物館ですぐに見終わってしまうほどでした。内容は、当時使われていた物品や当時のサンダカンの写真など。
1939年に発行されたというテングザルやオランウータンの絵柄の切手拡大見本に、≪THE STATE OF NORTH BORNEO(北ボルネオ州)≫や≪BRITISH PROTECTORATE(英国保護領)≫という言葉が見えているのが興味深いと思いました。
右の画像のオランウータン柄10セント切手の額面が、英語のTEN CENTSのほか、漢字では十先、アラビア語らしき文字でも記載されているのも、当時は貿易で栄えて多国籍の人々が出入りしていたサンダカンを物語っていると思います。
その後は日本領になって、第二次世界大戦末期には連合軍に爆撃されて壊滅したサンダカンの様子の写真(左下の画像)も大きく展示されているので、それ以前の町の様子を撮った写真と比べてみるといいと思います。
- 施設の満足度
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3.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2008/07/29
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