グディニャ博物館 Muzeum Miasta Gdyni
博物館・美術館・ギャラリー
3.11
施設情報
クチコミ(1件)
1~1件(全1件中)
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展示物が田舎くさくて、建物とのギャップが面白いのがこちらの博物館の特色
- 5.0
- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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グディニャ博物館(Muzeum Miasta Gdyni)
町についたらお約束の郷土資料館訪問である、まずは グディ... 続きを読むニャ博物館(Muzeum Miasta Gdyni)を訪れた。建物も新しく、展示スタイルも洗練されている。が、展示物が田舎くさくて、建物とのギャップが面白いのがこちらの博物館の特色。
この展示されていた金色のドレス。説明書きにはこうある。
船乗りの夫と妻のイレーヌが旅行でカイロのヒルトンホテルに行った。ホテルでのファッションショーを見たイレーナは腰に黒いサテンのスカーフが付いた輝く金色のスカートをたいそう気に入った。そこで妻の為に夫がこのスカートを買ってあげた。その後、地元のソポトの仕立て屋がブラジャーを縫い、買って来たスカート上部に組み合わせる形でドレスに仕上げた。
これの展示が、この博物館で1番目を引く展示物。
キャプションには「アルミホイルドレス、ポリエステルライニングとインターフェースカップ付きブラジャー、夫/ 1959 /私有財産からのイレーナ・オホーグオルゼゴスカへのプレゼント」とある。 右上にこれを着た妻の小さな写真が貼ってあり、こちらのキャプションは「ソポトのグランドホテルでの大晦日の演舞室で金色のドレスを着たイレーナ・オゾーグオルジェゴスカ/ 1961 )とあった。
こんな感じで、こちらの博物館、とても良い感じなのである。建物は都内の郷土資料館などかなわないほど立派で展示手法も洗練されているのだが、この親近感の沸くような展示物。しかしながら、この話も港町グディニャをよく表している。他の場所のキャプションにはこのようなことが書いてあった。
「すべての偉大な男の背後には偉大な女がいます。」この言葉は船乗りの人生にぴったりです。
船員が海で働くとき、妻やパートナーは一人で家事をし、問題を解決し、子供を育てなければなりません。グディニャでは、船乗りの女性は日々、力強さと自立心を発揮しているのでいつも評価されてきました。彼女たちの生活は夫やパートナーの出港帰港に合わせて過ぎていき、長い別離と相手への想い、陸での短い共同生活の繰り返しです。すべての人間がこの試練に耐えられるわけではありません。船乗りの家族の厳しい生活は、世界中からの贈り物や妻や家族を連れて行く異国情緒あふれる休暇旅行によって慰められていた。
もちろんこの博物館ではグディニャ郷土史的なことも子細に学ぶことができる。ざっと俯瞰するとこんな感じである。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/gdansk-gdynia-sopot/ 閉じる投稿日:2020/10/20
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