スペインのアンダルシア地方、特にグラナダは、ただタパ(*)が多い地方として知られている。
(*:“ただタパ”とは、無料Ta...
続きを読むpasの事でビールやワインなどの飲み物を一杯注文すればお通しの小皿料理が飲み物に付属して無料でついているシステムで、飲み物1杯の価格が2ユーロ前後)
しかし“ただタパ”の多いグラナダと云えども、“ただタパ”はどこのバルでもやっているわけではなく、また、 お店を外から眺めただけでは“ただタパ”をやっているお店かどうかの判断が難しく、入店して飲み物を注文してみたら、タパスはついていなかった…なんていうことがありうる。
そんなロシアンルーレットの様なバル巡りも旅の醍醐味の一つだが、短期間で旅をしなければならない社会人旅行者にとっては、どこに“ただタパ”があるのかという情報は重要なモノだ。
そんな弾丸旅的な旅行者向けにグラナダの“ただタパ”情報を残しておく。
私達が訪れた“ただタパ”があるのは、グラナダの中心部にあるカテドラルから歩いて5分もかからないビブランブラ広場にあるCafeteria Restaurante Alhambra。
ビブランブラ広場は大きな広場でお昼時や夕食時になると周囲の飲食店がテラス席を設け、旅人や地元の仕事帰りの人達で賑わう場所だ。
お店の名前にレストランの頭文字がつくが、ここは所謂レストランではなく、かなりバルに近い感じの雰囲気のところだ。
このお店を食事場所として選んだ決め手は、生ビール+タパスで1.8ユーロ(約250円)という価格。
お店の前の黒板にそんな紹介が書いてあり、テラス席も地元の会社帰りと思われる方たちで賑わっていたので、このお店に決めた。
一杯飲みではなく夕食として訪れたので、“ただタパ”以外にサルモレッホとスペイン風オムレツのトルティージャをオーダーした。
この日の“ただタパ”は、はビネガーのタップリと効いたポテトサラダで、追加オーダーのお料理もポテトサラダもそのお味は十分満足できるもので、気軽に“ただタパ”を楽しみたい方にはお勧めできるお店だ。
参考までに、お会計は生ビール4杯+トルティージャ+サルモレッホ+パンのお替りで17ユーロ(約2400円/二人)だった。
また、このお店はランチや夕食の食事時間帯以外はカフェとなり、チョコレートチュロスが美味しいと評判の店でもある。
チョコレート・チュロスについてもしっかり食べてきているので、また別の機会に、紹介したいと思う。
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投稿日:2015/10/29