マルクト広場 (カルフ) Marktplatz
広場・公園
3.06
施設情報
クチコミ(1件)
1~1件(全1件中)
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カルフ:ヘルマン・ヘッセの故郷の中心はマルクト広場。広場を囲む木組み建築の家並みが美しい。
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- 旅行時期:2007/04(約19年前)
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≪ドイツ 南西部・黒い森とボーデン湖・シュヴァーベン地方の旅≫
:黒い森・バーデンワイン街道・高-... 続きを読む上ライン川とボーデン湖・
シュヴェービッシュ-アルプ地方・オーデンの森:
期間:2007年4月19日(木)~5月3日(木)15日間
4月22日(日) 快晴 25℃ 、 168km
広大な黒い森を走る温泉街道は通常B28をNagoldナゴルト、Wildbergヴィルトベルクを通るが、Altensteigアルテンシュタイクに寄ってからは、県道を真直ぐ北のCalwカルフに向う。―>L?B463 25km、Nagoldナゴルト川に沿って出来たCalwカルフの町も人口2万人の保養地である。
ドイツ木組み建築街道はドイツ各地を9つのコースに分けている。其の一つがバーデン-ヴュルテンベルグ州ルートで、赤のルート:全長 560kmでは、ネッカー川のモスバッハから、ネッカー沿いに南に下り、バート・ウラッハから二手に分かれ、西ルートはCalwカルフを経由し、黒い森を抜ける。
この町はノーベル賞(1946年)作家Hermann・Hesseヘルマン・ヘッセの故郷として有名である。
カルフ駅の駐車場に車をいれて、街に行って見る。町の人達や近郊からの見物人などで、街中は混雑している。どうも、車のメーカーが小さな車の展示場を設けているらしい。何故か、カントリーミュージックのバンドが音楽を奏で、アメ車のごっつい古いフォード車がその前に展示されていた。
ニコラウス橋の上にはヘッセ像、ニコラウス礼拝堂(1400年)があるが、観光客にはともかくも地元の通行人には興味の対象ではないらしい。
市庁舎前のマルクト広場では大道芸人が活躍している。その軽業や口上に群集が群がり、笑い声が上がっている。今日は祭りなのだ。広場を囲む木組み建築の家並み(町には200の家が良く保存されている)はどこも美しい。
ヘッセの博物館には人もいない。
ヘルマン・ヘッセの作品“Unterm Rad車輪の下”、“Schoen ist die Jugend青春はうるわし”など昔々に読んだが、内容はもう覚えていない。多分、本箱の片隅にまだ置いてあるのだろうが、昨年の旅で行ったWetzlarヴェッツラーでの、ゲーテの“Die Leiden des jungen Werthers若きウエルテルの悩み”ほどには私の中に残っていないのだ。
ヘッセは85年の人生を殆ど他郷(1927年、スイスに帰化)に過ごしたせいか、『私の知っている町の中で最も美しいのは、シュヴァーベン地方の黒い森の小さな歴史ある町、ナゴルト川沿いのカルフである』と故郷を称えている。
ところが、故郷の人達には若い時の印象が残っていて、一種の困り者として見られていた。当時はヘッセを“町の誇り”として歓迎する人は少なかったそうだ。ヘッセの愛したナゴルト川は深い緑色した清流で、町の真中を流れている。
ニコラウス橋から眺める風情は昔のままのように思われた。 (13:50~14:35)
・・・・・・・・・・・・・・ 閉じる投稿日:2021/02/04
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jijidarumaさん