グイマーのピラミッド Pyramids of Guimar

≪グイマーのピラミッド≫は、テネリフェ島東岸からちょっとだけ内陸に入ったグイマー村にあるピラミッド。
マヤやアステカのピ...  続きを読むラミッドと類似した造りのピラミッドで、コンティキ号の航海で有名なトール・ヘイエルダールも調査のために訪れています。
あちこちで見かける看板が派手なので、ピラミッドを模した建物がある現代のテーマパークかと思う人がいるかもしれませんが、本物の遺跡です。
かつては同じようなピラミッドがテネリフェ島各地にあったそうですが、今ではグイマーに6基残るのみで、ヘイエルダールもその起源が突き止められなかったのだそう。

敷地内には、ピラミッドのほか、博物館やカフェ、お土産品店も入った区域があります。
一番大きいピラミッドはぐるりと一回りもできるように遊歩道も設置されていました。

チケットは、見てみたい展示によって11ユーロから18ユーロまで。
私たちは、これまでにほかでも見たイースター島関連の展示館や毒草園はスルーし、11ユーロのチケットを購入。
これだと、メインとなるピラミッドのほか、どのチケットでも共通してみられる展示館（世界のピラミッド紹介、ヘイエルダールの航海、中・南米の文明文化紹介など）が含まれていて、私たちにとってはそれで十分でした。
次の≪グイマーのピラミッド≫のサイトで検討してみては？
http://www.piramidesdeguimar.es/en/　（英語版）

一番大きいピラミッドはなかなか見ごたえもありましたが、一回りしてみたい方は、紫外線対策、熱中症対策はお忘れなく。  閉じる

投稿日:2016/07/03

グイマルのピラミッド。いつ何のために造られたかは未だに謎らしいです。メキシコのマヤやアステカのピラミッドとも類似点を持つそ...  続きを読むうです。トール・ヘイエルダールという研究者が、カナリア諸島がアメリカ大陸と地中海を結ぶ、古代の航海における拠点だったという仮説を立てています。彼は、エジプトピラミッドとインカの石造り文明との共通点から、古代エジプトから南米への文化の移動説をとなえていました。彼は更に、その文化の移動説を証明するため、北アフリカのモロッコから大西洋をパピルスで作った葦舟ラー２世号で実際に航海を行ったそうです。その船の模型が飾られており、その船は日の丸に似たエジプトの太陽神を表した帆を携えています。



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投稿日:2013/08/05