鉄漢堡と勇士堡は、小金門島(烈嶼)北東部の黄厝という村にあります。
元々は二つのトーチカなのですが、二つを...
続きを読む結ぶ長さ400mほどのトンネルが、金門島や小金門島(烈嶼)、及び世界の地雷展示館になっていて、トーチカ自体よりも見応えがありました。
島を巡る途中で、時間と興味があれば、寄って行って損は無いと思います。
世界で使われている地雷の種類、その被害や撤去作業の様子、地雷注意の標識などが、トンネルの壁に延々と展示されていて圧倒されます。
トンネルの一部に、人が通ると地雷の音が響く所もあってドキッ!
展示の中には、カンボジアにある≪アキラの地雷博物館≫も紹介されていました。
関連展示として、鉄漢堡近くの海岸には、地雷除去作業の様子を再現した人形が並んでいる場所もあり。
●注: かつて金門島、小金門島(烈嶼)の海岸線一帯にも無数の地雷が設置され、除去作業は現在も続いているそうです。
2013年中には作業完了予定だそうですが、民間の被害者もあったことから、いまも地元の人たちは地雷を警戒して、浜辺に近づく人は少ないそうです。
危険地域には標識が出ているとのことなので要注意。
地雷展示館になっているトンネルへは、鉄漢堡、勇士堡のどちらからでも入って行けます。
鉄漢堡の方の入り口周辺には戦車などが置いてあって目だつので、先にこちらを見つける可能性が高そう。
勇士堡の方の出入口手前には、トイレ、売店+休憩所や、地雷についての啓蒙ビデオを見られるスペースあり。
ここで一休みして行くといいですよ。
小金門島(烈嶼)は、金門島の水頭碼頭からフェリーで行ける島。所要時間10数分で、料金は60台湾元。
私たちは、金門島に取ったホテルで借りたスクーターも乗せてもらい(別途20台湾元)、小金門島の見所を回りました。
小金門島側の埠頭、九宮碼頭には、客待ちしているタクシーがいるので、チャーターして一回りしてもらうのもいいかもです。
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投稿日:2013/03/29