トンサ ゾン Trongsa Dzong

山の斜面に沿ってへばり付くように立っている大きなゾンです。ゾン自体は大きく大変立派ですが、トンサはあまり観光客がいる場所で...  続きを読むはないせいか、ゾンを訪れる人もあまりいませんでした。そのせいで独り占めしているかのような贅沢な感じになれました。山の中にあるため、野生の猿がゾンにも遊びに来ていて、沢山見ることができました。  閉じる

投稿日:2017/06/01

プナカからブムタンへ移動する途中に立ち寄りました。

深い谷の斜面に立つトンサ・ゾンは、ものすごく存在感がありながら、...  続きを読む周囲を緑に囲まれて、天空の要塞と言った感じ。ブータンのちょうど中央のトンサは、昔から地理的にも戦略的にも重要な位置を占め、初代国王もトンサ・ペンロプ出身だったことからもわかるように、政治の中心でもありました。

ブータン最大のゾンだそうですが、細長いせい（？）か、中に入ってみると、広々としているよりは、細い通路をあちこち通って見学した、という記憶があります。時間的に観光客があまりいなかったのか、日曜日だったせいなのか、とても静かで、犬や猫が寝ていたりのんびりした雰囲気でした。

  閉じる

投稿日:2013/01/21

中央部から東部にかけて行政的に重要的な役割を果たしてきました。初代国王と2代目国王はこのトンサ・ゾンを拠点に国を統治しまし...  続きを読むた。いつ来るか分からない侵略者に備え、トンサ・ゾンは堅固な造りになっています。斜面の段差を利用して建っているのは、かつてゾンへの侵略者から使者までゾンを行き来するあらゆる人物をここから見渡すことができ、ゾンを守る砦の機能を果たしていたからです。また、かつて東部から西部へ行き来する人は、必ずこのゾン内部を通っていかなくてはいけませんでした。

17世紀に作られたゾンで、ブータンの初代国王と２代目国王はこのゾンを拠点として国を治めていたということです。この場所を選んだ理由として、ここがブータンの中心点であり、どこに行くにも勝手がよかったからだということ。

初代国王はここからブータンの東端であるハまで約１ヶ月近くかけて移動していったらしい。いまでは、ティンプーまではなんとか１日で行けるくらい。

ここはブータンの伝統的なお祭りであるツェチュが1月2日頃から始まるみたいなので、年末年始に訪れる方はトンサ・ゾンの訪問を検討されるのがいいかと思います（年によって日程が異なる場合があるので、事前にご確認ください）。  閉じる

投稿日:2012/01/25