嶺南楼 Youngnamru

初めて訪れた場所。
密陽バスターミナルから徒歩で移動しました。

韓国の三大楼閣の一つです。
言葉では言い表せない...  続きを読むくらいの
素晴らしい景色が望めます。
言葉を失い
心が洗われるような感覚。
時間が経つのも忘れ
十分にリラックス出来る場所でした。

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投稿日:2020/05/19

釜山から、KORAIL で北に40分行くと、アリラン発祥の地、密陽（ミリャン）に着きます。

密陽の嶺南楼は、高麗時代...  続きを読むに密陽郡守が建てたと言われる楼閣で、密陽川に接する高台にあります。嶺南楼は、その大きさも大きく、歴史を感じられる風格のある楼です。
朝鮮王朝時代、阿娘という娘が嶺南楼に月を眺めに来たところを暴漢に襲われ、嶺南楼で自決して純潔を守った阿娘伝説を伝えています。
嶺南楼から見下ろす密陽の景色は素晴らしく、気持ちの良い時間を過ごすことができます。

密陽伝統市場を覗いてみるのもいいです。
韓国の昔からの素朴な背景が所々に残った素敵な市場です。
中小都市の市場ほど、素朴で活気にあふれるもので、ここ密陽の市場も規模は大きくありませんが、一通りの品物が揃っていて他の店舗の営業を妨げない、そんな感じがとてもいい市場です。
入口から中に入ってみると、優しい気持ちになれます。
日本語は全くダメなのに、「おでん」と書かれた提灯を見つけました。
１本400W、釜山の相場と50～80%（ソウルだと30～50%）のお値段です。
なんかとくした気分。＾＾
唐辛子を粉にする商売や、韓餅を作る風景など、他の市場では見られない、素朴で暖かいものを感じることができます。近くには、密陽官衛址も復元されていますので、時間があれば立ち寄られてみられれば良いかと思います。

もう一つのお勧めが、表忠寺です。
密陽市外バスターミナルから、表忠寺（ピョチュンサ）行のバスに乗り込めば、40分で終着となる表忠寺のバス停に到着します。
周囲の景色は、最高です。載薬山（チャヤクサン）の懐に囲まれ、見上げれば美しい山々が輝いています。また、表忠寺に続く道沿いには、清流が流れ、日本ではもう見られない見事な松林が続いており、15分ほど上流に進むと表忠寺に着きます。
新羅の興徳王（フンドッワン）が829年に立てたといわれているお寺で、1300年もの歴史がある古刹です。見事な山門をくぐり、表忠寺内に入ります。更に、四天王門をくぐると、石塔のある内寺内に入ります。大光殿や鐘楼など、多数の建物が、360° 載薬山に包まれ、本当に清々しい。
読経を聴きながら、素晴らしい建物や仏像を拝見させていただきます。
それにしても、本当に素晴らしい自然に浸ることができます。
あ～、気持ちがいい。。。
のんびりしすぎると、帰りのバスを１時間以上待つ羽目になりますが、それもいいって気になります。久しぶりに、時間に追われることのない気持ちのいい時を楽しめた場所です。

釜山に飽きたら、ぜひ行ってみましょう。  閉じる

投稿日:2014/03/07

　大幹線京釜線は、大邱と釜山の間は、密陽川と洛東江沿いに走り、表通りの慶州、蔚山を通らない。密陽駅はその中間の主要駅で、一...  続きを読む部のKTXも停車するが、駅自体が密陽の町、そして名所、嶺南楼（ヨンナムヌ）から離れている。目指す名勝、嶺南楼は町をはさみ、さらに大河密陽川を渡った反対側。直線距離２kmあまり、タクシーで10分だ。
　駅を降り、タクシーで町に入る、密陽の町は、川の中州に存在することがわかる。その中洲を橋で渡ると、川岸の崖の上に、その楼閣がそびえていた。
　思っていたより小さいと感じたが、近づくと、年季が入っていることは分かった。楼閣から望む密陽の町と大河は絶景であり同時にのどかだった。
　半島３大楼閣に数え、高麗時代ゆかりというが、現存の建物は朝鮮王朝後記のものという。この楼閣の裏山にはさらに舞風寺という古寺もあるというが、時間がなくてそこまでは行けなかった。
　町の表通りに入り口は面してるが、楼閣までは階段を登る。また、周辺はハイキングコースがあり、楼閣から真下の川にも降りることができる。楼閣の東はずれからは、鉄橋を渡るセマウル号やKTXも望めるが、その日は霞んでいた。
　密陽市は文禄慶長の役では激戦地であり、江戸時代は朝鮮通信使が立ち寄るところでもあり、後者の縁で滋賀県近江八幡市と友好都市を結んでいる。  閉じる

投稿日:2012/09/15