ノルマン王宮の横にちょっとしたバスターミナルがあってそこから路線バスに乗る予定でした。
ですが、目的のバスに乗ることがで...
続きを読むきず最終的に徒歩でのアクセスになりました。
327番のバスでカタコンベまでアクセスできるかと調べていましたが、目的のバスがなかなかこなくて・・・
徒歩で向かいましたが、ノルマン王宮あたりからなら普通に徒歩でアクセスできます。
道に迷わなければ30分ぐらいかな。実際は地図みたり、人に道を聞いたりしたので1時間ぐらいかかったかも。
外国人の私がその辺りをうろうろしていたら、近隣の人が「カタコンベ?」って聞いてきてくれて、言葉が通じないものの身振り手振りで一生懸命に道を教えてくれます。
本当にパレルモの人って温かいです。
ガイドブックにはシェスタ休みがある的な事になっていましたが、訪問時は昼も休憩無く開館されてました。
館内は写真撮影厳禁で、知らずに写真を取っていた観光客が注意されていました。
何百というミイラというか、骸骨が壁一面びっしりと並んで居ます。お化け屋敷(表現が適切では無いかもしれません)のような、怖いとか気味が悪いという感想は一切なく、厳かな雰囲気に包まれていました。
棺桶に入ったものや、そのまま壁にぶら下がっていたものなど種類も様々です。
現地のガイドブックによると、「亡くなってからも敬虔な信者の方達は教会の近くに居たい」という気持ちから、このような習慣が始まったそうです。
ぴりっとした館内の空気が、私の観光気分を吹き飛ばしました。
ここは墓地なのだと実感しました。
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投稿日:2015/07/29